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イタリア人の働き方 (光文社新書 132)

イタリア人の働き方 (光文社新書 132)

イタリア人の働き方 (光文社新書 132)

作家
内田洋子
シルヴィオ・ピエールサンティ
出版社
光文社
発売日
2004-01-17
ISBN
9784334032326
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イタリア人の働き方 (光文社新書 132) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

イタリア人とは、これまで仕事上でのお付き合いはなかったので何とも言えないが、私には旅行中に接するお店の人たちや鉄道員などからは、怠惰だとは思ったことがない。むしろ、どの人も楽しく働いているという印象だった。実際にイタリアに住んでいるMakiさんなどから見れば、またどうなのかはわからないが。さて、本書では超絶的な働きをするイタリア人たちが紹介されている。いずれも凄い。しかも、彼らの価値観は絶対にお金には還元できない種類のものなのだ。"働くことの喜び"―これに尽きるのである。

2019/01/14

空猫

内田洋子サンの著書はエッセイばかりだと思っていたが、ルポもあると知り。政治や経済はー?だけど、ローマ帝国からの芸術、文化は超一流だ。車に何の興味の無い私でもフェラーリは美しいと思う。それは国民が国に頼らず自力と相互協力で生き抜いているから。あの有名なファミリーの様に。2.8人に1つの事業体、つまり働く人はほぼ社長という中小企業国家だそう。そういう、身一つで起業した方達の紹介。バツイチ子持ちの靴磨きの女性、幻のハム、ビールメーカー、カシミアを世界に広めた実業家…ちなみに悪魔憑きって実在するんですね。

2018/06/22

さきん

靴磨きの女性の話やカシミア製品のメーカーの話が良かった。ベネツィアの船乗りやパパッラチの話も。

2018/06/10

犬こ

ちょっと前の本ですが、面白かったです。イタリアの職人たちは熱く、我慢強く、おもてなしを大切にするこつこつ地道で、イタリア人のイメージが刷新。当時、イタリアには2000万余りの零細・中小企業が存在し、イタリア人口が5700万なので、2.8人に一つの事業体が存在するというのは驚きでした。

2017/10/10

ヨハネス

時間にルーズで昼休みは自宅で昼寝・・・という話かと思ったら全く違いました。やっぱり、トップにのし上がった人はそんな働き方はしないのですね。あたしは、職業に多少の貴賤はあると考えるものですが、どの例も読むと爽快になれます。悪魔払いだけは、働きぶりではなく現象の話がおもしろかった。そこをもっと読みたくなったけど、この本の主旨と離れてしまうから仕方ない、あきらめます。

2014/01/31

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