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食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書)

作家
山田真哉
出版社
光文社
発売日
2007-04-17
ISBN
9784334034009
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食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 〈上〉 (光文社新書) / 感想・レビュー

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Miyoshi Hirotaka

会計で用いられる数字は記号というよりは言葉。ざっくりした数字は理解しやすい。しかも、数字は千両役者。経営者が切りのいい数字を目標に掲げるのはこのためだ。但し、過ぎたるは猶及ばざるが如し。演出も良識の範囲内に留めるべき。例えば、南京事件で30万人が虐殺されたと主張した習近平総書記。人口10~20万人の街で30万人は殺せない。しかも、当時の日本軍の歩兵銃は装填数5発のボルトアクション式。独り歩きした数字を冷静に分析し、感情を排除して見ることが極めて大事。なぜなら会計は感情ではなく勘定で判断するものだからだ。

2014/04/07

月讀命

全力で走って逃げる客と「食い逃げだあ!」と言って追掛ける店員・・・そんな光景は見た事がありません。そーっと何気なく店から出ていけば成功するのかもしれませんが犯罪ですね。会計学と云うと、貸借対照表に損益計算書、損益分岐点等の専門用語が真っ先に頭に浮かび、数字が頻繁に出てくる難しい学問と云う印象が先に立ち、人生に於いて敬遠して仕舞い価値な分野である。しかし、会計は人生に於いてとても役立つ学問であり、身近な所から会計に慣れていこうと云う趣旨で書かれており、会計音痴にも解かり易く説明してくれる良い本だと思います。

2010/09/10

mitei

数字の読み方一つで悪用することもできるし、インパクトを大きくすることも出来ることを記した本。著者の本は相変わらずよくわかりやすい。

2010/09/08

優希

数字が人に与える影響力をわかりやすくまとめていました。数字をどう演出するかで消費者の捉え方も異なるのが面白いところです。会計で用いられる数字はどちらかというと「言葉」なのでしょう。正しい訓練とテクニックさえあれば数字に上手くなれる。それは数字の道具を伝授されるということが言えますね。お金への見方も転換するように思いました。食い逃げとバイト雇用は感情より勘定。数字の使われ方によって惑わされなくなるコツが詰まっています。数字や会計が身近に感じられました。

2015/03/09

HIRO1970

⭐️⭐️⭐️さおだけ屋を大分前に読んで面白かったので、本書も読んでみました。わかり易くサラッと読める本で、なるほどと思える場面が結構ありました。下巻もあるので、機会があったら読みたいと思います。

2014/08/14

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