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地域再生の失敗学 (光文社新書)

地域再生の失敗学 (光文社新書)

地域再生の失敗学 (光文社新書)

作家
飯田泰之
木下 斉
川崎 一泰
入山 章栄
小林 直樹
熊谷 俊人
出版社
光文社
発売日
2016-04-19
ISBN
9784334039158
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あらすじ

地域再生の歴史は、失敗の歴史だったと言っても過言ではない。しかし今、その地域再生の成否に日本の未来がかかっている。これまでの試みが失敗してきたのはなぜか。本当に必要とされているものは何か。本書では、人口減少を前提とした地域の再編成と、そこにしかない強みを武器にした真の再生のための条件を探る。気鋭の経済学者が、一線級の研究者、事業家、政治家たちと徹底議論。地方がこれからとるべき選択のヒントを示す。

地域再生の失敗学 (光文社新書) / 感想・レビュー

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えちぜんや よーた

「下々は思考停止してお上に黙ってと従っておればよい」。平成も30年近くもなって、こんな露骨な言葉はあまり聞かれないけど、明治政府の富国強兵政策の精神構造が未だに残っているような気がする。こういうと「だから官は…」という議論になりそうだが、民は民で「考えない方がラク」という思考がすっかり定着してしまっている気がする(恥ずかしながら自分もそうだが)。ひとりひとりが体だけでなく脳みそにも汗をかかせるような社会構造が必要なんではないかい?個人的には初等教育から見直す必要があると感じた。

2016/11/07

at-sushi@老眼読手

「♪ハァ~、スーパー無ぇ、コンビニ無ぇ、スターバックス見だことねぇ」という、都会のデカいマンションに全人口が丸ごと入ってしまうような村に暮らす俺ですが、皆が車に乗れるうちは危機感薄いのよね。車が無ければ即死ですけど。アメリカみたく何も無い荒野の中にインフラを集約した町がポツンとあるような未来は、合理的ではあるけど味気ないなぁ。冒頭の対談で「最もやってはいけない政策」とされる、中小企業へのヒモ付補助って、今年始まる地域未来投資促進法の事ではないのかと(汗)

2017/10/14

飯田健雄

現在、住んでいる神奈川県茅ケ崎市、勤務地の東京都多摩市、生まれ故郷の千葉県匝瑳市(そうさ)を比較してよんだ。ただ、思ったのは、政府・地方公共団体のみの力では、地域再生は非常に難しいことを感じた、茅ヶ崎市は海やサザンのイメージもあって、小さな店がタケノコのようにできている。数々のコミュニティも多い。新しい地域創成モデルケースである。21世紀型にマッチしたゲマインシャフト(共同体)とゲゼルシャフト(契約体)の効率的経済共同体を創造するなら、20世紀型のお上に依存した上から目線の共同体作りは難しいのだろう。

2016/07/28

8-nosu

経済学者の飯田氏と現場のプレーヤーである事業者や政治家との対談や研究者の講義の内容をまとめた一冊。テーマは「これまでの地域経済政策の失敗からこれからの地域再生を考える」というもの。従来の大規模インフラ整備や工場・企業誘致は地域振興への特効薬にはならず、今後の地域再生は民間主導、行政はあくまでもサポート役に徹すべき。第1章の木下氏が言うとおり、行政の視点は「いかに配るか」が中心。「いかに稼ぐか」という考え方はほとんど無い。「変わらずに生き残るためには、変わらなければいけない」分かってはいるが、難しい…

2016/10/25

よしよしニャンコ

今後全国的に見込まれる人口減少は、絶対悪ではない。ただし、人口減少に合わせて行政サービスの規模をうまくリサイズしていければ。これからは、「儲ける」の感覚を持ってる自治体とそうでない自治体とで、格差が出てくるのかな。/とても読みやすくて面白かった。

2016/07/31

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