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NOと言える日本: 新日米関係の方策 (カッパ・ホームス)

NOと言える日本: 新日米関係の方策 (カッパ・ホームス)

NOと言える日本: 新日米関係の方策 (カッパ・ホームス)

作家
盛田昭夫
石原慎太郎
出版社
光文社
発売日
1989-01-01
ISBN
9784334051587
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NOと言える日本: 新日米関係の方策 (カッパ・ホームス) / 感想・レビュー

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momogaga

読メ開始以前の既読本。この二人だから出来た問題作(褒め言葉)

Miyoshi Hirotaka

80年代末、米国はジレンマを抱えていた。ハイテク兵器の要素製品は日本依存になり、占領時代からの利権は市場開放を要求する論理と矛盾した。産業は衰え、日本叩きが票になり、わが国の譲歩なしには立ち行かなくなっていた。米国の恫喝に対するわが国の反応を学習したのが特亜三国。核、慰安婦、尖閣が90年代以降に先鋭化したのが証左。しかし、政治ショーが優先し、米国と是々非々で渡り合う機会を逸した。現在、国難の最中ではあるが、再度その機会が到来した。それは、G7やG20の中で日米が希薄化する中、G2の存在感を増すことになる。

2017/10/11

YUTAKA T

再読。石原慎太郎氏は単なる日本自慢と対米批判ですが、盛田昭夫氏は日本の良い点を自分の経験をもとに語るので説得力があります。1989年当時に、日本の強みだと盛田昭夫氏が語っていたかなりの部分が日本から失われたんだなあ、としみじみ思います。不景気でも社員を解雇しないで収入を守ってあげる終身雇用、そして10年後を見据えた大規模な投資戦略、この二つをアメリカは日本のように採用すべきだと言っていましたが、日本が契約社員、派遣社員の大量採用で社員の収入を守らなくなり、10年後を見据えた投資もなくなったと思いました。

2023/06/29

讃壽鐵朗

30年前の事情が分かった

2020/06/26

R指定

日本の保守政治家とSONYの社長がオラオラ言いながらアメリカに対しての辛口のdisを込めたアンサー本・・・だと思っていましたが、これって実はSONYが石原さんにうまい事利用されていた被害本でもある。アメリカからの風当たりが余計強くなってしまってSONY側からすると大迷惑だったという裏話を当事者側にいた人から伺いました。 ですが、日本がいかにアメリカに都合いいように使われてしまったかがバブル絶頂の時に提言されていて現在の国家の状況を考えると意味深い本でもあります。もっとNOって言ってりゃよかったんだ。

2014/12/30

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