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天涯無限 アルスラーン戦記 16 (カッパ・ノベルス アルスラーン戦記 16)

天涯無限 アルスラーン戦記 16 (カッパ・ノベルス アルスラーン戦記 16)

天涯無限 アルスラーン戦記 16 (カッパ・ノベルス アルスラーン戦記 16)

作家
田中芳樹
出版社
光文社
発売日
2017-12-14
ISBN
9784334077358
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「どんなラストでも泣くと思います!」 超大作ファンタジー『アルスラーン戦記』完結に大反響

『戦旗不倒 アルスラーン戦記』16巻(田中芳樹/光文社)

 田中芳樹氏のファンタジー小説『アルスラーン戦記』の最終巻が、2017年12月15日(金)に発売された。30年以上続いてきた物語の完結に、ファンからは「どんな結末を迎えるのか、今からドキドキしてる!」「ついに完結…! 1巻から読み直そうかな」「終わるのは寂しいけど、ものすごく楽しみ!」と大反響が上がっている。

 同シリーズは中世ペルシアに似た異世界を舞台に、パルス王国の王太子・アルスラーンの活躍を描く作品。『銀河英雄伝説』などの代表作を持つ田中氏の大ヒットシリーズで、第1巻は1986年に刊行された。シリーズ累計発行部数は600万部以上に及ぶ。

 シリーズを通して表現されるのは、権謀術数が渦巻く大陸で気弱な少年・アルスラーンが成長していく姿。最終巻では宿敵・ヒルメスや魔将軍イルテリシュの率いるチュルク軍といった強敵たちに包囲されたパルス王国とアルスラーンの命運が描かれる。

 またシリーズ完結を記念して、12月22日(金)までTwitterトリプルキャンペーンの第3弾を実施中。光文社書籍販売部のキャ…

2017/12/15

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天涯無限 アルスラーン戦記 16 (カッパ・ノベルス アルスラーン戦記 16) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

遂に最終巻、永かったアルスラーンの戦記も幕を閉じる。蛇王ザッハークとの最終決戦は壮絶な死闘となり、十六翼将らが果敢に立ち向かい、やがてアルスラーンとの直接対決へと話は進む…。二人の闘いの果てはどうなったのか?!そしてその後のパルス国はどうなったのか?!最初から最後まで楽しく読ませてもらったが、物語としては第一部までがピークで、第二部に入ってからは結末に向けて足早に進めてしまった感じが否めない。いずれにしろシリーズ読了出来て良かった。ヤシャスィーン!!

2021/03/17

おかむー

「30年かけた結末がこれか…」に尽きる。ある意味で予想を裏切らないというか、前巻の時点で「ただ終わらせるためだけの詰め込みだろう」と思っていたらまさにそのとおり。ナルサスがいなくなった途端、戦略も頭脳戦もかなぐり捨ててアルスラーン側vsそれ以外の全部をひとまとめの戦場に押し込んで潰し合わせただけの最終決戦。蛇王ザッハークの衝撃の真実も“今更ソレがなに?”。若き王を盛り立てて理想の国を目指す政治はどこいった?終章の後日談をなんとなく神話チックにまとめて…ほぼ夢オチと変わらないですね『もっとがんばりましょう』

2017/12/16

あも

完結したことだけが救い。全16巻のサブタイを順番通り盛り込んで憤りを表現します→炎上必至の最終巻。王子二人の魅力は落日の如く、汗血に塗れた英雄達は見せ場すらなくあえなく無駄死に。残るは積み上げてきた物を30年の時を経て破壊し尽くした作者の孤影のみ。読者の期待は風塵の如く散り、王都奪還までの面白さは仮面に過ぎなかったと痛感。輝かしい旌旗の筈だった著者の名は2部再開以降、妖雲と魔軍に飲み込まれ続け、最終巻でも暗黒の様な悪夢は再臨。読者の嘆きが天を鳴らし、戦旗は虚しく倒れ、残るは無限の寂寥感のみ。ふざっけんな!

2017/12/19

まりも

16冊に及ぶアルスラーンの物語ここに完結。完結を迎えたのは嬉しいけど、もう少し何とか出来んかったのか。第1部で感じたあの高揚感、血湧き肉躍る熱量に溢れた展開、結局この2部では最後までそれらを感じる事なく終わってしまったような気がする。前巻以上にアッサリと殺されてしまうキャラ達。申し訳程度の伏線回収。その全てがあまりにも雑で読んでて悲しくなりました。蛇王の設定も適当極まり無いし、正直この第2部はただの蛇足やったな。1部で終わってたら完璧やったのに、パワーダウンが酷すぎるわ。完結しただけ有難いと思うべきか。

2017/12/17

p.ntsk

辛口御免。シリーズ終盤から兆しはあったけど形だけ風呂敷を畳んだという印象が拭えません。薄っぺらい感じで終わってしまったのが壮大なヒロイック・ファンタジーの終焉としては寂しい限りです。大陸公路を舞台にした諸国の攻防と王位継承をめぐるアルスラーンの成長物語のままいっていたら…。スケールを広げようとしたのか蛇王ザッハークと魔軍を登場させたあたりから方向が変わってしまったように思う。中東を彷彿とさせる異世界物語に胸を躍らせた第一部が非常に面白かっただけに残念。ひとまずゴールテープを切ったことは評価したいです。

2018/01/28

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