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白昼の死角 (光文社文庫)

白昼の死角 (光文社文庫)

白昼の死角 (光文社文庫)

作家
高木彬光
出版社
光文社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784334717858
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白昼の死角 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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ひろし

重厚な犯罪小説。戦後まもない頃の話ではあるが、十分今でも読める。東野圭吾の白夜行を読んだ時も思ったが、犯罪をし続け、ボロを出さないというのは緻密な計算と、並大抵でない胆力がいる。今回の七郎も見事なもので、ちょっと羨ましいと思ってしまう。いや、犯罪はしないけど、冷や汗だらだらの舞台に上がって自分を鍛えなければ。

2019/05/30

よっちゃん

迫真の大犯罪小説、その醍醐味。高木彬光の作品を読みふけったのは高校生のときであった。松本清張からはいったミステリーの世界であったが、当時の清張、水上勉、黒岩重吾等いわゆる社会派推理小説とは異質の犯罪者像を見出し、それが新鮮でまた魅力的に感じられた。特にこの「白昼の死角」とその後の「誘拐」は当時受けたインパクトが今でもそのままに記憶されているほど印象的な作品であった。日本ミステリーの名作が数あるなかでわたしは「白昼の死角」を最高レベルの傑作だと思っている。

2003/04/21

sei t

★★★☆☆。魅力的な昭和初期の金融犯罪者の物語。面白かったけど長かった。

R T

検索をすると、1959年から1960年にかけて連載されていたものだそう。 PrimeReadingで無料だったので読ませていただいた。 主人公はパクリを働く犯人の視点で書かれている。 よくある作品であれば、警察や探偵の視点からストーリーは展開していくものだろうが、これは犯人視点からの作品となっている。 手形のパクリという概念を事前に知っておいたほうがいいかもしれない。

2019/06/04

turutaka

戦後間もない実際の事件をエピローグに持ってきて、その後は創作なのだが、まぁこんなにうまくいかんよねぇと言うところはあるものの、不思議な説得力で最後まで読了できた。これぞ小説の魔力ですな。印象的なのは、主人公が明治生まれを詐欺にかける際に、「あの年代は戦争の責任をとってない」というところ。敗戦直後の若者がこんなふうに考えているというのが新鮮だった。そして今、彼らの年代は氷河期世代の責任を取ろうとせずに逃げ切りを成功させてようとしている。。オレオレ詐欺も姿を変えた、この手の復讐なのかもしれないな。

2019/05/04

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