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森のなかの海(上) (光文社文庫)

森のなかの海(上) (光文社文庫)

森のなかの海(上) (光文社文庫)

作家
宮本輝
出版社
光文社
発売日
2004-09-10
ISBN
9784334737405
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森のなかの海(上) (光文社文庫) / 感想・レビュー

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ユザキ部長

阪神・淡路大震災から、離婚、奥飛騨の古家での三姉妹、仲間達との共同生活。毛利カナ江。あなたはいったい?引き込まれる様に下巻へ。

2020/04/28

chikara

10年振り以上の再読。震災に遭われた方々への哀悼が胸を締め付ける。こんなにも悲しい設定なのに、希望の光や人の明るさを描く宮本輝氏の筆力は流石の一言。個性豊かで愛すべき登場人物の幸を願う。人のまごころを横領する輩がいる、というヴィクトルユーゴーの『レ・ミゼラブル』の言葉も残る。さあ下巻へ。

2016/06/27

佐島楓

阪神大震災がきっかけで、夫の不貞を知ってしまう希美子。運命が大きく動き始める。下巻へ。

2016/01/09

さよちゃん

宮本輝さんの本を読んでみたくて本屋さんで物色中に表紙の美しさに一目惚れして購入。阪神淡路大震災が起こった事をきっかけに今まで幸せだ‥と思っていたのに、色々な事が度重なって36歳の仙田希美子が新たな人生を歩み始めていく‥お話で希美子のお父さんの言葉が心に響いた。宮本輝さんの本は、今回で二作目だけれど、とっても好きです。何なんだろう‥?奥飛騨の森の中の生活にもう少し浸ってみよう‥そぉ~ッと下巻へ進みます。

2013/06/21

James Hayashi

かなり起伏の激しい作品。阪神淡路大震災を経験した女性が夫の浮気を知るが、ひょんな事から知人から奥飛騨の山荘を引き継ぐ。登場人物は多く、地震の行政への不満はタラタラ、夫とその愛人の格差に納得はいかないが、ストーリー展開は快調で後半が気になる。大地震と離婚で傷ついた希美子の精神のヒーリングは如何に?別れた夫は綺麗に収まるのか?相続や一緒に住む家族たちの行く末が気になる。

2016/10/08

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