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怪談 (光文社古典新訳文庫)

怪談 (光文社古典新訳文庫)

怪談 (光文社古典新訳文庫)

作家
Lafcadio Hearn
ラフカディオ・ハーン
南條竹則
出版社
光文社
発売日
2018-07-09
ISBN
9784334753801
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怪談 (光文社古典新訳文庫) / 感想・レビュー

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buchipanda3

小泉八雲ことラフカディオ・ハーンによる怪奇文学集。「怪談」と「虫の研究」の2部構成。いわゆる不気味な話の「怪談」の方は「耳無芳一の話」「雪女」など著名な話を含めて17篇。中には掌編の短さで、えっもう終わりなのという感じのもある。大体が地方伝承の民話のような感じで、怖いというよりも不思議な現象に畏怖の念を持たせる内容でなかなか印象深いのがある。「ろくろ首」はそういう話だったのかと物語としても結構な面白さ。他には「かけひき」も唸らされる。桜にまつわる2篇は共に命に関わる話で何かしら謂れがあるのかもと思った。

2019/07/30

巨峰

小泉八雲は中坊の頃松江に家族旅行にいったとき初めて知った。あの有名な話はここが原点だったのかという驚きがあった。

2019/05/29

シュラフ

「耳なし芳一」などは子供の頃に読んだが、あらためて読んでみた。怪談話などは本来的には非合理的なもののはずである。死者たちの霊魂がこの世に戻ってくることなどあるはずはない。だけれども壇ノ浦で敗れた平家一門の魂が無念により成仏できずにさまよっている、とは「さもありなん」と現代の我々でもなんの不思議もなく思う。どうも我々の観念の世界というのは、合理的だの非合理的だのはあまり関係ないようである。だから怪談話などの不思議な話についても、ふつうに受け入れてしまう。おそらく外国人のハーンにとってもそうだったのだろう。

2018/10/28

ケー

タイトルはもちろん知っていた。改めてまとめて読んでみると、ハーンの凄さがわかる(翻訳文であっても!)短い話が続きながらもその読みやすさ、活き活きとした表現。少し怖さもありつつその不思議な物語に魅了されていく。「耳なし芳一」「むじな」「ろくろ首」……これらの怪異が現代人でも知っているのはハーンがあの時代に執筆したからこそ。日本人が忘れていた異世界をしっかりと見つけ後世に残したハーンの功績はあまりにもデカい。

2018/07/29

ベル@bell-zou

3/24放送メロディアスライブラリーより https://www.tfm.co.jp/ml/today/index_20190324.html  ◆『乳母桜』乳母お袖の命日、二月十六日に薄紅と白に咲く桜の花。思えば確かに女性の乳房のよう。『十六桜』老侍が枯れてしまった桜の木を愛おしむが故に腹切りをし身代わりとなる。その一月十六日に桜は咲く。共に老いた桜の木なら共に終わりを迎えるのも良し、とは思わなかったのだろうなぁ。>幸せや喜び、お終いや悲しみ、死。そのいずれにもよく似合う桜の木。だから心惹かれるのかな。

2019/03/31

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