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ほら吹き男爵の冒険 (光文社古典新訳文庫)

ほら吹き男爵の冒険 (光文社古典新訳文庫)

ほら吹き男爵の冒険 (光文社古典新訳文庫)

作家
ビュルガー
酒寄進一
出版社
光文社
発売日
2020-06-10
ISBN
9784334754266
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ジャンル

ほら吹き男爵の冒険 (光文社古典新訳文庫) / 感想・レビュー

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まふ

おなじみ「ほら吹き男爵」の本家版。「ほら吹き男爵」伝承には①ドイツオリジナル②イギリスへの帰化ドイツ人ラスペ版(英語)③これらを集大成したビュルガー版(ドイツ)があるとのことだがG1000への登録は②ラスペ版(英語版)なのでKindle版で読んでみた。ところが③のビュルガー版が中身も豊富であることが判り結局これを読んだ。笑いの質がたわいなくも面白く、バッカバカシク久しぶりに「罪のない笑い」を心ゆくまで味わった。中でも、<狼の口に手を突っ込んで裏表ひっくり返した>ハナシが私的には最も気に入った。G1000。

2023/06/25

優希

面白かったです。荒唐無稽ながらもドキドキし、引き込まれる冒険譚でした。ドレの挿絵も物語を盛り上げます。

2020/07/08

サンタマリア

ファンタジー色強めの冒険譚。ドレの挿絵がちょっと怖かった。解説を読んで風刺的な一面や本書成立の背景を知る。ふむふむ。楽しい読書時間でした。

2021/05/05

ビイーン

奇想天外で呆れるくらい壮大な物語は楽しくて想像力の限界に挑む感じがある。中でも「海洋冒険その5」とそれに続く「海洋冒険その6」がお気に入り。西遊記や桃太郎に似た面白さがあってとてもいい。またドレが描いた挿絵がたくさん収録されていて、この物語の面白さを倍増させる。ドレの挿絵は他にもダンテの「神曲」で見たことがあった。その独特な作風は何度見ても全く飽きない。

2020/08/12

TomohikoYoshida

子供の頃に、どこかで読んだ「ほら吹き男爵の冒険」の新訳。ユーモラスな冒険譚にイチイチ、「そんなバカな?」とツッコミを入れつつ、楽しく読む。海底や地底、はたまた月へも行ってしまう男爵の冒険の旅は、楽しいばかりではなさそうだが、その語り口がとても楽しそうで、読者の私も楽しい気分で読んだのである。そして、沢山の挿絵がこれまた素晴しい。挿絵をじっくり見るのも楽しい時間だった。

2020/07/26

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