イタリア紀行(上) (光文社古典新訳文庫)
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イタリア紀行(上) (光文社古典新訳文庫) / 感想・レビュー
misuzu
若いゲーテと共に、イタリアを旅行している感覚で読み進められた。ヴェネツィアやローマに関する記述が多めに感じられたのだが、それもまた楽しい。ゲーテが辿った足跡や、観賞した絵画なども載っていて、親切である。毎回、解説も充実している。ヴァイマール時代のゲーテの働きぶりを知ると、「どんだけ過重労働させるんだ!」と呟きたくなってしまう。イタリア旅行へ逃げたくなる気持ちが少し分かる。宮仕えに反対した、ゲーテのお父上は正しかったのか?それにしても、ゲーテの多才ぶりが……。彼に、苦手なものってあったのでしょうか?
2022/01/27
yokkoishotaro
大変面白かった 意外とゲーテはテンションタイプ(手紙だしそうなんだろうけど)で印象が変わった。 ナポリでのテンションがタモリっぽくてよかったし、上ではナポリがハイライトなのではないかというぐらい良かった。
2023/11/30
futhork
旅立ちの描写の新鮮なこと。数百年前ということを感じさせないというか、人文主義以降の西欧世界と、地続きの時代を、私たちも生きているんだなというような、奇妙な感覚に陥る。
2023/06/01
takataka
★★★★☆ どうしても行きたいと願っていたイタリアへの旅の記録。ゲーテの観察眼と記憶力により、読む者の想像力を刺激する。
2023/01/21
ロイ
ゲーテはイタリアにいる間、様々な美術品等を見ていたことを知ることができました。
2022/08/06
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