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ダリアの笑顔 (光文社文庫 や 32-1)

ダリアの笑顔 (光文社文庫 や 32-1)

ダリアの笑顔 (光文社文庫 や 32-1)

作家
椰月美智子
出版社
光文社
発売日
2012-11-13
ISBN
9784334764883
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ダリアの笑顔 (光文社文庫 や 32-1) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆ある家族の話。姉母弟父毎に章立てされています。育児日記が作中に書かれてるんですが母親の愛情が感じられ、ほっこりしました。なお、注意点をお知らせしておきます。途中で間違いなくハーゲンダッツクリスピーサンドが食べたくなります。なので、これ読み始める方は予め該当商品を冷蔵庫に入れてから読んで下さい。えー、子犬が2匹捨てられてました。あなたならどうする?①連れて帰る②食べ物だけでも③抱っこしてみる④気付いても無視⑤見ても意識に入らず。 当方は昔、①をして二匹飼ってました。弟の章に捨て犬の話があったんで。

2016/08/31

いつでも母さん

どこにでも有りそうな、だが10家族あれば10通りの家族の風景があって・・の作品。ほんわかと、しかし身につまされるところも有りで一気に読了した。読みやすかったからだろうか、通過してきた年代が背景だからか妻・春子にも夫・明弘にも少しづつ共感が出来るのだ。長女・真美が健気で先が心配だったが、うんうん良かったよ~弟・健介の明るい弟らしさにちょっと救われた。家族の気持ちがそれぞれがダリアの花のようにお互いが太陽となりその光の方へ向く姿が好ましく紡がれていたと思う。家族っていいなを普通に感じさせてくれる作品だった。

2016/04/10

takaC

娘真美、母春子、息子健介、父明弘それぞれが語る彼ら綿貫家の暮らし。いや、真美以外は家族の話はついでで自分の話。結果的に連作になった短編集?

2016/09/03

ぶんこ

勝気だけれど陰険なところのない少々ガサツな母春子さん。そんな母の顔色を伺ってしまう気弱な娘真美さんが、母の書いた育児日記を見つけたことで愛されていることに気付くのが良かった。母子手帳や育児日記は思春期の子どもには癒しアイテムになるので大事ですね。真美さんが明るく自信を持った女性になっていったのが嬉しい。弟の健介君がまたいい子!友達の内藤君もいい子。そしてお父さんが穏やかでいいです。母の春子さんが自由奔放に暮らせるのも父の明弘さんのおかげかな。いい家族です。

2019/11/12

ピロ麻呂

父、母、娘、息子、4つの視点から、家族の絆を描く連作短編集☆ありふれた普通の日常だけど、それが幸せなんだ… どれも心温まる話で、とても優しい気持ちになれます(^^)特に「母」がおもしろかった!ハーゲンダッツクリスピーサンドをこっそり食べたくなりましたヾ(≧∇≦) るり姉を読んでから好きになった椰月美智子さん☆僕のお気に入りの作家さんです(^o^)

2016/04/21

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