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東京難民(下) (光文社文庫 ふ 16-3)

東京難民(下) (光文社文庫 ふ 16-3)

東京難民(下) (光文社文庫 ふ 16-3)

作家
福澤徹三
出版社
光文社
発売日
2013-07-10
ISBN
9784334766016
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東京難民(下) (光文社文庫 ふ 16-3) / 感想・レビュー

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mr.lupin

上巻からの流れでホストになって一気に成り上がるかと思いきや世の中そんなに甘くはなかった。世の中もそうだが、修自身も自分に甘くまた自分のケツも拭けないのに他人の事に首を突っ込みすぎじゃないだろうか? 順矢のその後が気になるところ。茜も正直可哀想。『東京難民』秀逸な表題だと思う。 ☆☆☆☆☆

2019/01/19

はつばあば

この本に関してどんな感想を書こうとも、今の社会情勢から自分は絶対そんな目には合わないとは断言できない。修のあかんたれが、育ちの良さを表し可愛く思えるが現実は厳しい。お金に振り回されるホストの世界、底辺に蠢く人達。その人達を襲撃する親に喰わせて貰っている子供達。経済成長一点張りの政府はいずれ今の難民という人達のしっぺ返しを受けるだろう。負の連鎖のような派遣保護法案。も一度終身雇用を見直してみる気はないだろうか。私達親としても、ぼんくら息子や娘を大学にわざわざ行かせることはない。「夢は学生時代に見つける」

2015/11/11

H!deking

北九州の田舎から上京し、中途半端な私立大学に通う修は、ある日突然授業料の滞納により除籍される。実家に連絡するも連絡が取れない。家賃も滞納して部屋は追い出される。そこから始まる東京での難民生活。。的なお話。本当リアルな底辺の話ですね〜。俺も何度かホームレス寸前までいってるので、震えるほど怖かった。最後は少し前向きになれる感じだったけど、久しぶりに本読んで落ち込んだわ〜。仕事あるうちはめいっぱい頑張ろうと思いました。 114

2017/08/27

らむり

上巻は面白かったけど、下巻は話の内容が単なるお仕事紹介にトーンダウン。修は人が良すぎるし、妙なプライド持ってるし。ラストも微妙。。

2014/08/15

キューポップ

昔はリヤカーに空き缶を積んでゆく人をしょっちゅう目にしていたが近年は見ない。資源ごみと名称がつき持ち去ると処罰となったからだ。ベンチも横になれない悪意感じるデザイン、公園の東屋も雨はしのげない。生活保護受ければ?と余裕ある者は言うが実態は何も知らない気楽な言葉。人権保護、文化的な生活を謳う憲法や生活保護は日本人に機能していない。流石に臓器売買、密航させられ運び屋にされるまでは自分に無いと思いたいが、半歩落ちたら一気に難民になるので他人事じゃない。 /上巻途中から先が気になり久々に怒涛の勢いで読んだ。

2021/03/23

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