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リロ・グラ・シスタ: the little glass sister (光文社文庫 よ 19-1)

リロ・グラ・シスタ: the little glass sister (光文社文庫 よ 19-1)

リロ・グラ・シスタ: the little glass sister (光文社文庫 よ 19-1)

作家
詠坂雄二
出版社
光文社
発売日
2013-12-05
ISBN
9784334766641
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リロ・グラ・シスタ: the little glass sister (光文社文庫 よ 19-1) / 感想・レビュー

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あも

高校生?高校生なんだよな君たち?と10頁おきに確認したくなる程、ハードボイルドな会話を繰り広げる17歳たち。「先月からの案件が片付いた私は、ただ数本の煙草を灰にして眠りたいだけだった」とか冒頭でのたまう主人公(高校生)。実績と名声に彩られた名探偵として、屋上で発見された墜落死体の謎を捜査&推理する様はシニカル&ニヒル。現実と繋がるために盗撮写真で女性を脅迫していた被害者(高校生)、男装の依頼人(高校生)、友人の情報屋(高校生)、友人の売春婦(高校生)…に囚われすぎてやられた!詠坂さんやっぱハイセンスだわ。

2017/07/07

ジャムうどん@アカウント移動してごはんになります

詠坂さんの記念すべきデビュー作です。ようやく入手、そしてようやく読了です。まず、主人公がかっこ良すぎます。高校生にしてあのハードボイルドっぷりはかなりヤバいです。主人公だけでなく、その周りも一癖も二癖もある方々ばかりでぐいぐい読めるし、そして文体が魅力的。肝心の事件の方はと言いますと、ぽんぽんとことが起こり飽きさせませんし、何より二転三転した末に示される回答が素晴らしい。電氣人間、遠海事件と来たけれども、今回もラストシーンが印象的でお気に入りに。名立たるお方から、推薦文が贈られるのも納得の一冊でした^^

2015/10/29

papako

作者2冊目。独特の文体ですねー。厨二っぽいハードボイルド青春物語。『消失グラ~』を読んだ後だったからか、なぜか冒頭から正しく理解して読んでいました。こそばゆい文章ですが、不思議と引き込まれて、読了できました~。

2015/03/21

表示に一目惚れして手に取ったので、あまり期待はしていなかったのですが、思ってたより夢中になりましたね。屋上で見つかった死体をきっかけに、吏塚高校の名探偵が動き出す。犯人は誰かいうこと、トリックが何かということ、そしてなぜ彼が殺されたのか、事の真相を追う中、ついていくのに必死で細部の違和感に気づきませんでしたね。なるほどなー、確かにこれは他の人が言うように2度3度読める本ですね。ただ、結構あっけなく人が死んでいったので少し重みが感じられなかったというか、本当に事件そのものが中心といった感じがしました。

2014/04/22

momi

「佐藤誠はなぜ首を〜」の著者の作品!デビュー作!いろんな意味でビックリしました…。違和感だらけ!これ高校生の会話なの?!まるでワイルドなオヤジ、タバコも吸うし探偵業もしてるし…。本当ぶったまげる設定に、ついていけませんでした…!でも…たしかにラストは衝撃的!!本当、クセのある作品です!学園ミステリーもの!

2015/05/21

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