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堕天使は瞑らない (光文社文庫 お 39-11)

堕天使は瞑らない (光文社文庫 お 39-11)

堕天使は瞑らない (光文社文庫 お 39-11)

作家
大石圭
出版社
光文社
発売日
2014-05-13
ISBN
9784334767259
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堕天使は瞑らない (光文社文庫 お 39-11) / 感想・レビュー

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そのぼん

一組のカップルがバリ島で結婚式を挙げるため空港を訪れた場面から始まる物語でした。しかし、このカップルの女性と思われていた人物は実はニューハーフで・・・というお話でした。男性の方も彼女が元々男だったことは承知で結ばれようとしていて、二人とも幸せになろうといてるんだから、両親といえど頭ごなしに反対するのはうーん・・・って思いながら読んでいました。とは言いつつも現実問題として身の回りにこういう問題が起きたら冷静な判断もしづらいんだろうな、と感じでした。で、 最後の展開が予想外でぎょっとしました。

2014/07/02

ひつじ

275ページで不覚にも、外で読んでたのに、涙がでた。切なく、そしてどこまでも哀しい物語だった。何かを得たというより、ただ、こういう世界が、物語のように語られているが実際にあることを私は知っているために、ただただ切なく、涙がでた。

2014/08/29

ゆづ

性同一性障害で辛い思いをしてきた茉莉花。バリ島で同姓同士の結婚式を挙げ、茉莉花の父親にも祝福してくれてやっと幸せになれると思ってたのに。最後のどんでん返しはショックだった!!最後必要なのかなー?でもこれが大石さんらしいかも。

2019/07/16

ずっと頑張ってきて、やっと幸せになれる所まで来た茉莉花。最後までに何かあるのかなって思って読んでたら……

2016/12/15

綾乃

結婚式を挙げる為にバリ島に向かった木田健太と茉莉花。性同一性障害の茉莉花との結婚を家族は認めず、誰にも祝福されないと思っていたら、挙式直前に来た茉莉花の父親だけが2人の結婚を認め、幸せになれるはずの2人に涙したが、最後のどんでん返しには驚かされた。 エログロホラー飽き久しぶりの大石作品。作風が変わったという人もいますが、個人的には逆に読みやすくなったし、最後の展開はやはり大石先生らしいと感じられた。

2019/03/27

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