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一匹羊 (光文社文庫)

一匹羊 (光文社文庫)

一匹羊 (光文社文庫)

作家
山本幸久
出版社
光文社
発売日
2014-05-13
ISBN
9784334767396
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一匹羊 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

山本さんの人情&お仕事の話がしっかり詰まったナイスな短編集です。さすがに短編集なので、長編に比べるといつものジワワ〜とくる感動の波は若干控えめですが、それでもしっかりと読者をホンワカとさせてくれるところはさすがでした。一作それぞれにちょっとした苦悩がありながらも、最後には前向きに一歩でも明るく進もうとする主人公達のメンタルに勇気をもらいました。その中でも、やっぱり醐宮女史はインパクト強烈ですね。また牟田君やタイトル作に登場する総務部長と森園さんが再登場し、リンクする『展覧会〜』を読むのが楽しみです!

2014/11/11

Hideto-S@仮想書店 おとなの絵本 月舟書房

〈等身大の人々の物語〉という印象を持ちました。大事件は起こらず、大きな不幸もないけれど、人生そんなに甘くない。でも、前を向き、今日よりは素敵な明日を信じて一歩ずつ進もうとする人たちの小さなドラマが描かれています。9つの短篇を収録。表題作は、縫製工場で働く40男が主人公。自分の限界がみえて、尖っていた部分が丸くなり、流されながら過ごす日々。でも、時には流れに逆らって生きてみたい。好きだったのは、閉塞した町の役所で働く女性が、故郷を棄てた先輩の力を借りて地域振興に奮闘する『ビニールハウスの下の泥鰌』でした。

2015/02/01

takaC

山本小説の中では、なんとなく物足りない一作。贅沢?

2015/11/24

tokotoko

全9話からなる短編集です。でも短編集じゃなくて、9冊の本を読んだみたいな読み心地です。全部のお話に、「ドキッ!」とする山場が必ずあるのですが、解説の方の言葉をお借りすると、もうどれもこれも、"絶妙のさじ加減"。だから、「ああ、美味しかったぁー!」ってニコニコしてゴールできます。そのゴールの向こう側に、作者山本さんのお月さまみたいな優しい笑顔が浮かびます。人間っていいよ、変われるんだもん、面白いよ、だから大丈夫なんだってばー!!って言いながら、待っててくれてるような気がするのです。

2016/05/03

エドワード

二十年勤めた会社が得意先を逃さないために取り返しのつかないことをしようとしている。法律違反、常識外れギリギリのところで!上層部からそう命令された大神班長。出来ませんと言ったらクビが飛ぶ。どうする大神?職場体験の中学生に「今の仕事に満足していますか?」と聞かれてどう答える大神?「一匹羊」は笑えない。今回は結構シビアな山本幸久さん。夫婦、父と子、同僚、同級生、一触即発!な人間関係がある一瞬でふっ、と回避される、ヒリヒリ感あふれる短編集だ。最終章に登場する醐宮純子のぶれない強さ、まさに一匹狼だね。

2016/12/05

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