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無間人形 新装版: 新宿鮫4 (光文社文庫)

無間人形 新装版: 新宿鮫4 (光文社文庫)

無間人形 新装版: 新宿鮫4 (光文社文庫)

作家
大沢在昌
出版社
光文社
発売日
2014-05-13
ISBN
9784334767488
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無間人形 新装版: 新宿鮫4 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

第110回(1993年)直木賞。新宿鮫シリーズ第4作である。「アイスキャンデー」を 扱う組織を追う 鮫島の存在が 圧倒的で 面白い。敵となる香川一族の 人物造形も重厚で 微妙な緊迫感を 物語に 醸し出す…鮫島の恋人 晶、香川景子など 女性陣も魅力的で 彩りを添えて 秀逸なエンターテイメント小説だった。

2018/07/11

しんたろー

シリーズ第4巻。今回は新手の覚醒剤にまつわる事件…地方の財閥が絡んだ上、麻薬取締官も関わって、様々な人間模様が楽しめた。犯人兄弟の歪んだ行動も納得できるし、ヤクザ、晶の旧友、財閥のお嬢、地方のヤクザ崩れ、取締官らのキャラが立っていて読み易い。何よりも鮫島と晶の相思相愛ぶりが素敵で、その理想的な関係が羨ましい。事件自体の謎を追う楽しみは薄くて、ミステリとしてはあっさりしているが、中盤からのサスペンスは流石のタッチで、特に「怒涛の終盤」は職人芸とさえ感じた。こういうエンタメ作が直木賞に選ばれたことも嬉しい。

2020/05/26

びすこ

今回は鮫島がクスリを追う。その根は深く、売人からマル暴、そして地方の財閥に。さらに、警察官と麻薬取締官のセクショナリズムが足かせとなる。恋人も巻き込んだスリリングな展開で、最後まで読者を離さない構成。覚醒剤の常習者は自滅するだけでなく、時には周囲を巻き込む事件を起こしてしまう。その恐ろしさを学べる一冊だった。

2016/01/26

thayami

長年積もり積もった鬱積。金銭などの物理面ではなく、愛情・自尊心などの心理面での負の積み上げ。皮肉にもその愛情が、自身の首を絞めるのも人間故の運命か。愛情(昇・進兄弟vs.景子)、友情(耕二vs.晶)、そして使命感(鮫島vs.板見vs.塔下)の掛け違い、あるいは乖離も因果応報。時に鮫島が見せる人間臭さと他者への悟ったかのような距離感とのGAPに、何かを背負う哀しみも感じる。但し読後に、少なからず安堵感を感じるのも、香川兄弟の運命を悟ったかのような昇の心情が理由かもしれない。

2015/08/07

ねこまんま

さすが直木賞受賞作。シリーズ中で一番面白いと思っています。薬で進がものすごいスピードで壊れていくさまが怖いです。本の分厚さに一瞬怯みますが面白いのであっという間に読めますよ。携帯電話がない時代って今読み返すと結構不便だなあ、というのが再読後の新たな感想。

2017/09/12

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