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えんじ色のカーテン: 杉原爽香〈42歳の冬〉 (光文社文庫 あ 1-157)

えんじ色のカーテン: 杉原爽香〈42歳の冬〉 (光文社文庫 あ 1-157)

えんじ色のカーテン: 杉原爽香〈42歳の冬〉 (光文社文庫 あ 1-157)

作家
赤川次郎
出版社
光文社
発売日
2015-09-09
ISBN
9784334769604
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えんじ色のカーテン: 杉原爽香〈42歳の冬〉 (光文社文庫 あ 1-157) / 感想・レビュー

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takaC

p99〜「・・・、今まで遠くへ旅行したりして、無事にすんだことってないだろ。たいてい何か物騒なことがあって、巻き込まれてる。命がけだったこともあるじゃない。・・・」爽香も、その涼の言葉には何とも言い返せなかった。確かにそう言われても仕方ないところはある。〜 何と爽香がそれを自覚していたとは驚いた。

2016/01/06

セウテス

シリーズ第28弾【爽香42歳の冬】爽香は社長命令で強制的に休暇を取る事になり、部下のあやめ達と温泉旅行へ。明夫はどうしようもない、しかし、ただの浮気性と済ませられない。忘れてはならないのが、殺人で刑務所に入り爽香や周りの人に、多大な迷惑と心配をかけ反省を誓った男だという事だ。さすがにこの歳まで来て、急に更正などあり得ない。兄と共に、迷惑な人の最期とはこんな物だと戒めに使いたいのか。正直、シリーズの流れに不満が溜まって来ている状態だ。反面、短編「赤いランドセル」で中川の何故が判り、こうした話に救われた感じ。

2022/05/28

takaC

もはや「青春」ミステリーと呼ぶのは憚られるような気がするけど、ま、いいか。今回は特別短編収録だから解説がないってことなんだっけ?前回のやつ(41歳の春だか夏だか秋だか冬)がどうだったのかすっかり覚えてないけどね。

2016/06/01

あつひめ

明男、まさかまた…。この夫婦ほど夫婦らしくない夫婦はないのかも。今回は仕事に追われることなく温泉で事件を追ったという方がよいか?たっぷり42歳の爽香の行いを読んだけれど、特別短編の方が生き生きした爽香を見た気がする。事件なれしてしまった爽香。若い頃はもう少し初々しく事件を受け入れた気がする。やはり、歳を重ねると態度がオバタリアンぽくなるのだろうか。次回作は明男が一悶着起こすのか?先を読みすぎかな(笑)

2016/01/20

itoko♪

相変わらず頼られまくりの爽香。昼休みもゆっくり取れず、休暇ですら儘ならない。爽香が居ないと立ち行かない、そんな会社でいいんだろうか…今後の経営が心配である。明男に腹が立つ読者続出の為か、明男の優柔不断さは控え目。だけど、心はもう…。でも、何だかんだ言いつつも来年もきっと買ってしまうでしょう。

2015/09/30

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