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暗い越流 (光文社文庫)

暗い越流 (光文社文庫)

暗い越流 (光文社文庫)

作家
若竹七海
出版社
光文社
発売日
2016-10-12
ISBN
9784334773618
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暗い越流 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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JKD

家とか家族をテーマにしたミステリーで確かに気色の悪い話なのだが、独特のタッチのせいかどうにも緊張感に欠ける。とは言えラストではきっちりと軽い驚きを受ける。こういう展開は嫌いじゃないです。

2019/01/26

森オサム

葉村シリーズ「悪いうさぎ」と「さよならの手口」の間の時期を繋ぐ作品2点を含む短編集。30代後半から40代に入り体も少々お疲れ気味の様子ですねぇ、とは言ってもまだまだ若いけど。そして表題作は、日本推理作家協会賞短編部門受賞作となっております。どの作品も悪意に満ちていて(まあ犯罪小説なんで当たり前かも知れんが)、結構読後感が悪い。しかしながら、すこぶる面白かった。葉村シリーズしか読んでいなかったので、シリーズ物の予定調和の中での安心感が有ったが、単発作品でこんなに良く書けるとは失礼ながらビックリした、凄い!。

2018/10/31

papako

単行本→紙文庫→電子書籍と渡り歩いて三読目。大満足の短編集。表題作の南治彦シリーズ、あってもいいのに。長谷川探偵所の葉村から殺人熊探偵の葉村を結ぶ2編。葉村さんは、それほど痛めつけられない。富山店長の葉村さんを引き込む手腕が素晴らしい。そしてカレーの『狂酔』ここに辛夷ヶ丘の一作目があったんですね。気づいてなかった。そして、単行本のあとがきですよ!ほんと頼みます。若竹先生、毎年前年比倍の仕事、お願いします!なまけないで!あー、満喫しました。

2019/03/08

ももっち

なんとも、キレッキレの短編集だ。悪いうさぎとさよならの手口の間の葉村晶にも会えるとはさらに嬉しい!一編一編に見事な仕掛けがあり、謎の解明と併せて、ぞわぞわと重く暗い心地にさせる手腕は流石だ。人の内に宿る闇と隠された悪意。露見して、なお、伝染していく。暗い越流に巻き込まれていくかのように。のまれて流された者達は、日常で毒を吐き続けていく。依存や妬み、静かな奸計が、最後にドロドロと溢れ出るのだ。葉村の2編も、お約束の受難や冴えた推理は、期待を裏切らない。他の話もとても良いが、酔狂が趣向が違っていて印象的。

2017/07/16

ふう

初めての作家。不思議な雰囲気のミステリー?ホラー? 気持ち悪くぞっとする3作を、ちょっとほのぼのとした女探偵ものでサンドイッチした短編集です。その女探偵葉村晶がまじめでドジで、どことなく荻原浩のハードボイルド探偵を思い出させます。この探偵のシリーズをもう少し読んでみたいなと思いました。

2017/01/23

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