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ナウ・ローディング (光文社文庫 よ 19-6)

ナウ・ローディング (光文社文庫 よ 19-6)

ナウ・ローディング (光文社文庫 よ 19-6)

作家
詠坂雄二
出版社
光文社
発売日
2017-01-11
ISBN
9784334774080
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ナウ・ローディング (光文社文庫 よ 19-6) / 感想・レビュー

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ミーホ

前作よりマニアック度が高いなーと思ったけど、単に最近のゲーム事情に疎いだけなのかもw 唯一胸を張って知ってると言えるのは《どうぶつの森》くらい。発売当初どう森柄の3DS買ってしばらくハマってたけど、飽きたらそれっきり(笑)マイクラが出たらこの本体使えるのかな?どうでもいいですね。そんなわけで序盤は取っ付きにくかったものの、どう森と詠坂雄二登場の「すれちがう」でロックオン☆ラストの表題作で月島凪登場に・・・って時事的にまずいので自重。ゲームのロード時間を人生になぞらえるのが腑に落ちまくった。続編出てほしい。

2017/04/18

Yuki

「インサート・コイン(ズ)」の続編。ぱらぱらと内容を見てみたところ、表題作は「遠海事件」読了後がいいかと思い中断していたが、正解だった。母校の専門学校で特別講師をする柵馬に頼まれたある出来事とライターとしての再起を描く「もう1ターンだけ」を皮切りに、ドラクエ3のRTAやR18猟奇的同人ゲーム、どうぶつの森といった今風の題材で前作とはまた違った「ゲームと人」「書くということ」の話を展開する。文章を書く人にとって「自分の書いた文章によって奮い立つ人がいる」という事実はものすごい力になるんだろうな。

2018/10/30

buchipanda3

ゲームネタを題材とした青春ミステリ短編集。語っているのはゲーム絡みの話だが、前作同様に人生の迷いと覚悟のようなものが見え隠れしていて結構味わい深い内容だった。今回は新しめのゲームネタが題材。昔ながらのゲーマーである柵馬は「変化」に戸惑う一方で、その必要性も認める。それはそのまま生き方にも当てはめて語っているようにも思えた。「たかがゲームじゃないか」、そんな言葉が時折り挿まれるが、その裏側に真剣さへの照れ隠しのようなものが感じられる。ローディング時間か。そんな風に考えたことなかったので結構心に響いた。

2017/08/22

タカギ

今のところ私のベスト詠坂。すごく好き。『インサート・コイン(ズ)』の続編で、短編が5編。懐かしいゲームを扱う割合は前作より減っているけど、あるある感、ぐさっと刺さる感は今作のほうが強い。私は少しはゲームもするので、考察にほえーと感心したり、分かるわーと思った部分もあるけど、全然しない人はどうでしょうね? そこそこは楽しめると思うけど、少しはやってたほうがいいのかな。あと私はノスタルジックを褒め言葉だと思って使ってるので、それを捧げます。

2022/07/21

coco夏ko10角

第2弾。前作から約二年後。自分とゲームの向き合い方。お話は『すれちがう』がよかった。表題作ではあの名探偵と遠海事件について。

2021/03/16

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