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槐 (光文社文庫 つ 17-1)

槐 (光文社文庫 つ 17-1)

槐 (光文社文庫 つ 17-1)

作家
月村了衛
出版社
光文社
発売日
2017-06-13
ISBN
9784334774783
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槐 (光文社文庫 つ 17-1) / 感想・レビュー

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W-G

なんとアニメチックな…。難しく考えずに読んでスカッとすればいい本。個人的には、中学生が自分たちの創意工夫で半グレ集団を撃退する展開の方がアツいし期待していたが、まぁ無茶だし倫理的に色々問題だろう。関帝連合で半グレ集団という設定はちょっと引っ掛かるか。話題になったネタをよくわからないが小説にしてみようという浅さが透ける。40億持って高飛びするのは明らかにトップ数名だけなのにあんな大勢で虐殺行為に発展するようなグループではないような…。早い展開で次々にライバルグループやマフィアが投入されるので、印象も薄い。

2017/11/04

紫 綺

単行本にて読了。シュワちゃん並みの女闘士が大活躍する痛快アクションエンタメ小説!!教頭の活躍がいちばん心を打つ。

2017/07/22

森オサム

圧倒的な暴力の中に閉じ込められた中学生。一方的な殺戮になってしまうかと思われた時、一人の戦士が助け始める。しかし一人でどこまでやれるのか?中学生達の犠牲者は何人出てしまうのだろうか。生き残りをかけた一晩の攻防戦はリアリティ無視の極上エンタメ作品。敵は何人死んでも全く気にならなかった。理屈や倫理観は横に置いといて、一人一人に与えられた見せ場の連続を、ノンストップで楽しんで下さい。面白かった。

2018/06/02

はつばあば

(笑)あり得ない!でも最高!。元赤軍派の祖母と母を持つ槐。昨日読んだ「午前3時のルースター」は高一なら、これは一つ違いの中学3年。藤井聡太君と同じ年だ。これも縁と云うべきか。野外活動にきてみればとんでもない惨劇にぶち当たる。殺せ!殺せ!??。虫じゃないんだぞ。ハンパな半グレ共が何を言う。親分風吹かせてみても所詮ハンパ者。自分の手が無くなっただけでピーピー泣き叫ぶな!。先生何者?単なる人殺し・・。いやいやこれからの人生にいかなることが待ち受けているか分らん。自分の身を守る事。これが一番大事じゃなかろうか

2017/07/15

dr2006

普段信じている正義は、余りにも独りよがりなものかもしれない。自分以外の周りはみな敵だ。騙し合い、理不尽が正義に勝ることも有り得る。自らの望みと仲間を助ける為には時に多くの犠牲が出る。主人公弓原公一は野外活動部の合宿で教頭と副顧問の先生と8人でとある湖畔のキャンプ場を訪れた。そのキャンプ場で事件が起きるが、展開がドキドキする等と云うのが憚れる程、人が死にまくる(汗)ハリウッド映画で主人公とヒロインが見事生き残るエンドロールを観ながら、途中で犠牲になり死んでいった脇役を憂い素直に喜べない時の感想に似ているw

2019/08/21

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