火星に住むつもりかい? (光文社文庫 い 58-1)
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この夏の注目企画「乃木坂文庫2019夏 青春&ミステリー」(光文社)読売新聞への広告掲載後から反響続出!
2019年7月1日(月)より、全国の書店で人気アイドルグループ・乃木坂46と光文社文庫のコラボ企画「乃木坂文庫2019夏 青春&ミステリー」が開催。メンバーが光文社文庫のスペシャルカバーになって登場し、今をときめく青春&ミステリーの話題作44作品が“乃木坂文庫”に華麗なる変身を遂げた。
▼7メンバーのコラボカバーはこちらでチェック! //ddnavi.com/news/546576/a/
同時に7月1日付けの読売新聞朝刊全国版では一面に書影(白石麻衣、齋藤飛鳥、高山一実、生田絵梨花、大園桃子、堀未央奈、与田祐希の7人のバージョン)が掲載され、ファンの間で「読売新聞に乃木坂と光文社文庫の広告が! 絶対に購入します」「新聞読んでたら一面下に乃木坂のメンバーが載ってて朝から幸せな気分になりました」と歓喜の声が上がっている。
7月1日付けの読売新聞朝刊全国版では一面に書影(白石麻衣、齋藤飛鳥、高山一実、生田絵梨花、大園桃子、堀未央奈、与田祐希の7人のバージョン)が掲載された
白石麻衣や齋藤飛鳥、生田絵梨花、高山一実などのメインメンバーはもちろん、乃木…
2019/7/6
全文を読む今夏、乃木坂46の全メンバーが光文社文庫のカバーに! 7メンバーは読売新聞一面で初公開
人気アイドルグループ「乃木坂46」と光文社文庫がコラボした「乃木坂文庫2019夏 青春&ミステリー」フェアが2019年7月1日(月)より全国の書店で開催。全メンバーが、光文社文庫のスペシャルカバーになって登場する。白石麻衣、齋藤飛鳥、高山一実、生田絵梨花、大園桃子、堀未央奈、与田祐希の7人のバージョンは、7月1日付け読売新聞朝刊全国版の一面に掲載された書籍広告内で初めて公開された。
今回乃木坂文庫に選ばれたのは、今をときめく青春&ミステリーの話題作44作品。白石麻衣は思春期の複雑な心を丁寧に描写した青春ミステリーが若者に支持されている辻村深月の『サクラ咲く』、齋藤飛鳥は『ストロベリーナイト』の原作者・誉田哲也が手掛けた青春ミステリー『疾風ガール』とコラボ。
白石麻衣×辻村深月『サクラ咲く』
齋藤飛鳥×誉田哲也『疾風ガール』
自身もアイドルを目指す女の子の10年間を描いた青春小説『トラペジウム』で小説デビューを果たした高山一実は、大ファンだと公言する湊かなえの『ポイズンドーター・ホーリーマザー』のカバーに登場。「湊さんの“スゴみ”を皆さんと共有…
2019/7/1
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火星に住むつもりかい? (光文社文庫 い 58-1) / 感想・レビュー
ゆのん
面白かった!!『AX』『ホワイトラビット』ももちろん良かったが、これはこれぞ伊坂っていう感じがバンバンきた。ディストピアでの理不尽な正義、文章は露骨な表現はないが想像するとかなり恐ろしい世の中。その中でも『クスリ』と笑える所が好きだな。『正義』といのは難しいと初めて感じた。中途半端なら『偽善』となり、かといって『徹底的な正義』ははたして正義と言えるのか。正義を逆手に取ると最悪な環境になる。他人に正義を翳すのより自分自身を律していくのが一番なのかな。それにしてめ本当に面白かった!
2018/04/18
こーた
この国の状況がひどくなる一方ならば、いっそ外国で暮らしてみようか。そう考えたことがある。だが同時におもうのだ。行ったさきの国だって、それなりの暮らしにくさはあるはずだ、と。どころか状況はもっとひどいかもしれない。となりの芝はいつだって青い。地球は丸くて果てがなく、社会はゆるく繋がって、生きづらさはどこまでも追いかけてくる。いっそ火星にでも住めば、何に煩わされることなく快適に暮らせるだろうか。そういう映画が、過去にあったような気がする。火星にひとり取り残される物語が。いや、あれはあれで十分過酷だったな。
2019/04/19
デーカ
伊坂ワールド、ますます残虐になっている感じ。他の作品でもみられるが、「死」や「絶対的な権力」や「徹底的な暴力」など自分一人の力では抗えないモノへの恐怖がひしひしと伝わってきます。多田はやさしさを取り戻せたかな。
2018/05/11
ゆきねこ
自白してもしなくても殺される。魔女狩り恐ろしい。これほど人間って醜い愚かなものなの?という疑問を持ち続けましたが、一気に読みました。伊坂さんらしい伏線が多重に張り巡らされています。終盤で正義のヒーローの正体が判明。しかも、ずっと敵だと思われていた人物の転向。井坂さんの他の物語と同様、勧善懲悪が気持ち良い。筆者は東北大学工学部の出身で、物理的、科学的な事象にも造詣が深い。物語の場面が多面的多重的に組み合わされ、複雑な建物のよう。全体がわかる頃には、秘密部屋がたくさん隠されていたことに驚き愉快になります。
2021/02/11
nobby
「いっそのこと火星にでも住むつもり?」この台詞を121頁で目にして、ようやく想像と違う主題にたどり着き感嘆!序盤は住民相互監視による密告や公開処刑行う“平和警察”なる統治に恐怖を覚えるばかり。第二部・第三部とそれぞれ警察側、正義の味方の独白に切り替わってから物語に引き込まれる。黒いツナギ服を着て思いもよらない武器で立ち向かう様は痛快。そして迎える終盤での騙しだまされの攻防にはハラハラドキドキ。人物相関や何気ない事柄や蘊蓄をきちんと伏線回収するのはさすが。「現実なんてそんなもの」そんな作家の言葉が聴こえる…
2018/05/02
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