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消えたタンカー 新装版 (光文社文庫 に 1-154)

消えたタンカー 新装版 (光文社文庫 に 1-154)

消えたタンカー 新装版 (光文社文庫 に 1-154)

作家
西村京太郎
出版社
光文社
発売日
2018-08-08
ISBN
9784334777012
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消えたタンカー 新装版 (光文社文庫 に 1-154) / 感想・レビュー

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オーウェン

西村京太郎さんを初読み。 西村さんと言えば当然トラベルミステリだが、こういう規模の大きい作品も手掛けていたとは知らなかった。 インド洋上で石油を積んだ巨大タンカーが炎上。 からくも生き残った6人が救出されたが、日本に帰国後1人が変死。 その後警察に殺人の予告状が。 十津川警部補は部下の亀井刑事と共に謎に挑む。 狙われるターゲットたちの何故という部分。そこを十津川警部補は推理するが、事件は原点に立ち返れという言葉がそのまま現実になる。 ラストは何とも煙に巻いたかのような展開だが、謎解きとして楽しめた。

2023/06/02

coco夏ko10角

インド洋上で原油を大量に積んだタンカーが炎上沈没、六名の生存者が日本に戻ってくるが…。警部補時代の十津川があちこちへ頑張る。難しい事件でずっとピリピリしてるだけに、亀井刑事と飲んだりしてる場面平和でいい。真相に驚き、こういう結末に…。

2021/07/03

飛鳥栄司@がんサバイバー

追悼読書、3作中の2。トラベルミステリではなかなかだせないスケールのでかい発想。タンカーの沈没から幕があがり、その生存者が次々と殺されていくサスペンス。それだけで終わらないのが作者の妙で、連続殺人とタンカー沈没の真相があまりにも広大で圧倒される。前半で完敗した十津川警部補が、みごとなまでの論理で真相をあぶり出す逆転劇。たった2つの伏線でここまで大胆に話をひっくり返すプロットが素晴らしい。作者の初期作品はこの大胆さが大きな武器であったと思う。トラベルミステリに埋もれてしまった作品の掘り起こしもまた楽しい。

2022/04/04

朱雨

テレビドラマ版を何度か視聴し、原作はどうなんだろう?と手に取ってみました。当たり前だけど脚色される分、内容は違うんだなぁという印象。日本と海外を舞台にし、マンモスタンカーというスケールの大きさに圧倒されます。犯人を追う緊迫したムードの中で、十津川警部補と亀井刑事が焼きそばつついたりと、ほっとする場面も良かったです。

2022/04/05

yk

沈んでなかった!そういうことでしたか~。スケールのでかい話でなかなかでした。

2021/11/26

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