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カプセルフィッシュ (光文社文庫)

カプセルフィッシュ (光文社文庫)

カプセルフィッシュ (光文社文庫)

作家
大西智子
出版社
光文社
発売日
2018-10-10
ISBN
9784334777326
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カプセルフィッシュ (光文社文庫) / 感想・レビュー

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しんたろー

大西智子さん初読み。不倫と流産で傷ついた28歳ののりこを主人公にした物語は、祖母の暮らす海辺の町で小3女の遊子との出会いから始まって、人情味豊かな人々との触れ合いが心地好い。連作短編形式で視点を変えながら、成長してゆくのりこと遊子の姿を追っていて読み易い。特にのりこが能力や容姿に恵まれている訳でなく、何処にでもいそうなキャラなのが親近感を持てて素直に応援できるし、起きる出来事もケレンがなくて「人生って、そういうもんだよなぁ」とシミジミした。切ないシーンもあるが、総じて微笑ましく穏やかな気持ちになれる良作。

2021/04/08

machi☺︎︎゛

不倫相手の子供を流産し挙げ句の果てに捨てられたのりこ(28)は傷心のまま祖母の暮らす海辺の町にやってきた。そこで出会ったのは口のきけない小3の女の子。彼女が口をきけないのにはある理由があって。綺麗な話と思いきや東京に戻ってからののりこの話では浣腸大好き男やら強烈キャラも出てきて面白かった。小3の遊子の話には女子特有のジメジメした出来事もあり、お互いに模索しながら成長する姿が印象的だった。最終的には遊子も小6になりのりこ自身もいろいろな決断をしながら自分の居場所を確保する。初読み作家さんだったけどよかった

2020/04/30

のんき

のりことぱちこが、海で出会います。のりこもぱちこも、たびたび会ってるうちに、二人とも変わっていきます。小さなカプセルの中で、もがいていた魚だったのが、海で自由に泳げるようになっていく感じ。でも、まあ、だから安全安心というわけじゃなく、二人とも、これからの人生いろいろあっても生きていけそう!二人だけでなく、わたしだって今は、コロナもあるし、色々あります。これからも何が起きるか、どんな経験するかわかりません。でも、二人のように、頑張って生きていけたらいいな

2021/01/20

けん

【★★★☆☆】女性2人を中心に描かれている。心に傷がある小学生と20代女性の再生物語かな。続きがみたい。

2021/01/10

こすも

単行本の出版から3年。とうとう文庫化されましたので、文庫で再読しました。 単行本で初めて読んだときは、ストーリーの面白さにぐいぐい引っ張られ、そのドライブ感を楽しみながら読んだ記憶がありました。 ということで、今回は一文一文じっくり読んでみたのですが、発見したというか、驚いたのが、デビュー作にもかかわらず雑になってしまう部分が全くなくて、とても誠実に丁寧に手を抜かずに書くべきことをしっかり書いているところでした。 作者を信じ身を委ねられる安心感が、この作品にはあると思います。

2018/10/31

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