読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

カプセルフィッシュ (光文社文庫)

カプセルフィッシュ (光文社文庫)

カプセルフィッシュ (光文社文庫)

作家
大西智子
出版社
光文社
発売日
2018-10-10
ISBN
9784334777326
amazonで購入する Kindle版を購入する

カプセルフィッシュ (光文社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

machi☺︎︎゛

不倫相手の子供を流産し挙げ句の果てに捨てられたのりこ(28)は傷心のまま祖母の暮らす海辺の町にやってきた。そこで出会ったのは口のきけない小3の女の子。彼女が口をきけないのにはある理由があって。綺麗な話と思いきや東京に戻ってからののりこの話では浣腸大好き男やら強烈キャラも出てきて面白かった。小3の遊子の話には女子特有のジメジメした出来事もあり、お互いに模索しながら成長する姿が印象的だった。最終的には遊子も小6になりのりこ自身もいろいろな決断をしながら自分の居場所を確保する。初読み作家さんだったけどよかった

2020/04/30

こすも

単行本の出版から3年。とうとう文庫化されましたので、文庫で再読しました。 単行本で初めて読んだときは、ストーリーの面白さにぐいぐい引っ張られ、そのドライブ感を楽しみながら読んだ記憶がありました。 ということで、今回は一文一文じっくり読んでみたのですが、発見したというか、驚いたのが、デビュー作にもかかわらず雑になってしまう部分が全くなくて、とても誠実に丁寧に手を抜かずに書くべきことをしっかり書いているところでした。 作者を信じ身を委ねられる安心感が、この作品にはあると思います。

2018/10/31

神威遊

読了。初めての作家さんでしたが、思いのほか素晴らしかった。短編集でも同じ視点人物がふたり、章で交代していくのは珍しいのではないだろうか。いや、たまたま自分がそういうのを読んでいないだけかもしれませんが……(笑) のりこと遊子の心の機微が生々しく、きれいごとだけを言っていないのがとても美しかった。純文学とはこうあるべきと再認識した作品でした。

2018/11/22

Mado

失恋の痛手を抱えて祖母の住む田舎にきたのりこ。 口も悪く、可愛げもなくて、あまり魅力的な主人公ではないんだけれど、気になってしょうがない。 田舎で出会う口がきけないハーフの小学生のぱちこ。 ぱちこの事が好きな男の子。 煮え切らない年下の男の子。 不倫相手の奥さん。 看護師のパートの同僚と上司の女医。 たまにくる浣腸男。笑 祖母と祖母の幼馴染のおじいちゃん先生。 みんなどこかにいるような感覚になる文書力! これがデビュー作だなんて信じられないくらい雑な感じや、あれ?と思うところがなくずっと読んでいたかった。

2020/10/11

Yone

実に面白い一冊でした。 主人公は2人で、どちらも女性。一方は流産の後に男に見捨てられたアラサー、もう一方は小学四年の女の子。 それぞれの視点から描かれた短編が交互にある。 そしてどちらも感情の描写がうまく共感できる。続きが気になる。各短編は良い締め方をしている。 この続きがあるならまた読みたい一冊でした。

2018/12/29

感想・レビューをもっと見る