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襷を、君に。 (光文社文庫 は 37-1)

襷を、君に。 (光文社文庫 は 37-1)

襷を、君に。 (光文社文庫 は 37-1)

作家
蓮見恭子
出版社
光文社
発売日
2018-11-08
ISBN
9784334777470
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襷を、君に。 (光文社文庫 は 37-1) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

涙腺弱いなぁホント。大体は上を向いて指で押さえてしばらくすれば涙を止められるのに、ティッシュ出ちゃった!高校女子の駅伝ストーリー!中高で駅伝やってましたので駅伝モノいくつか読んでます。『風が強く~』『チーム』『あと少し~』など。どれも素晴らしい作品!でも私は本作が一番泣けた!多感な高校生時代、学校や家庭のあれやこれやに『自分では対処できない』と悩む年頃。さらに友情、先輩後輩、自分のアイデンティティーと、未熟複雑な思春期に、壁を乗り越え目指す夢!電車内でみっともない姿を晒した私のお薦め青春ストーリー‼️🙇

2019/05/09

カレイ.シュウ

高校女子駅伝のお話。中学最後に助っ人で駅伝を走った主人公が、全国大会を目指す高校駅伝チームにはいって成長していく。訳アリの天才ランナーや、口の悪い双子のかたわれ等個性的なメンバーとのやり取りは楽しく読めます。女子スポーツ選手ならではの困難や業界の問題点も書かれ、決してきれいごとだけでないのが物語に厚みを持たせています。最後の一人一人の目線で書かれる県予選は泣けます。良作。

2019/06/18

ジュール リブレ

まだまだヒット作には恵まれてませんが作者の蓮見恭子さん、なかなか相性良さそうです。出張の大阪駅で見つけた『たこ焼き屋の岸本』シリーズのノリにハマって『襷を。。。』の駅伝・陸上シリーズは、また別の顔なのに臨場感満載。ますます楽しみになりました。本作は高校女子駅伝のお話。シリーズ一作目だそうです。

2022/05/25

ちょこまーぶる

読後は「この本好きだなぁ~」と思った一冊でした。女子高生の駅伝の話です。登場人物のキャラクターがしっかりとしていて、それぞれが悩みを持ちながら走ることを意味、駅伝・そして襷を繋ぐ意味を部活動の様々なアクシデントや人間関係から答えを見つけ出して、結果に結びつけて次のステップに襷のように繋げていくという内容で、高校生らしく純粋に葛藤と向かい合っている姿に、心が洗われるような気がしました。テレビで駅伝を見ていて、くぎ付けになるのも解る気がしますね。1年の初めの一冊としては、良いスタートダッシュが切れそうです。

2022/01/08

Norico

高校女子駅伝。走るのが大好きな歩ちゃん、ちっちゃくて元気で世話焼きで、すごくよいです。いわゆるスポーツ推薦で全国から人を集めてるような学校じゃないチームを強くさせた高瀬監督と南原さんがカッコいい。途中から存在感が半端ない河合さんと、南原さんとの出会いもよかった。畑谷さんも素敵だし、稔と栞の双子もかわいかったし、最初は小憎らしかった後藤田コーチも途中から好きになったし。家族との関係の痛々しさがありながら、天賦の才をきらめかせて走る瑞希もほんとすごい。自分も走りたくなっちゃう…って五分ももたないだろうな…

2019/06/28

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