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キッド・ピストルズの妄想: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)

キッド・ピストルズの妄想: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)

キッド・ピストルズの妄想: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)

作家
山口雅也
出版社
光文社
発売日
2018-11-08
ISBN
9784334777500
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あらすじ

塔から飛び降りた学者の死体が屋上で発見された!? 北村薫氏絶賛の「神なき塔」をはじめ、ノアの箱舟を模した船での密室殺人「ノアの最後の航海」、貴族庭園の宝探しゲームが死体発見に発展する「永劫の庭」など、妄想と奇妙な論理に彩られた3編を収録。名探偵が実在するパラレル英国を舞台に、パンク刑事キッド・ピストルズの推理が冴える中編集が改訂新版で登場!

キッド・ピストルズの妄想: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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geshi

『神なき塔』ハンプティ・ダンプティとバベルの塔をモチーフにした歪んだ二つの〝転落”殺人。難解な重力論争や異常な行動から被害者の属性が明らかになる狂気の論理の通し方。外と内の誤認はシンプルにして盲点。『ノアの最後の航海』被害者にとって方舟とは何か?の思考を辿る物語。凶器の移動についてのロジックでミステリらしさを保った感。『永劫の庭』ネガとポジとなる首切りのホワイダニット。妄想を庭という形で体感することで真相が分かる、過程そのものが宝探しのよう。

2019/01/19

ふぃすか

第2弾。旧版既読。タイトル通り妄想まみれであった。「神なき塔」ハンプティ・ダンプティと言えば落下。落下といえば重力。重力といえば物理学。タッとウッが伝染る話。キッドの怒りが印象的な一作。「ノアの最後の航海」ノアの箱舟と進化論。あと遺伝子。信じるのはかまわないけど人を巻き込むのはやめてほしいものである。「永劫の庭」これだけうっすら記憶に残ってた。人は見かけによらないを地で行くキッドさんと見たまんまなピンクさんを愛でる話。謎が解けるような教養の持ち合わせはないけどこういう話は大好き。

2018/11/19

広瀬研究会

収められた3篇ともに「神」と対峙し、はかなく消えていくキャラクターが描かれていて、この『妄想』からは、何だか異様な迫力を感じるんですよね。『ノアの最後の航海』で嵐の中、ピンクとキッドが踊り狂うシーンは何というか、とても素敵だ。

2018/12/17

Kom

ずっと読みたかったキッド・ピストルズシリーズの2作目。期待に違わぬ素晴らしい出来。「妄想」のような奇抜な発想と論理が全編に冴え渡る。ブル博士のポンコツぶりも良い。

2018/11/22

ptyx

★★★☆

2018/12/28

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