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キッド・ピストルズの慢心: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)

キッド・ピストルズの慢心: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)

キッド・ピストルズの慢心: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫)

作家
山口雅也
出版社
光文社
発売日
2019-01-10
ISBN
9784334777609
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キッド・ピストルズの慢心: パンク=マザーグースの事件簿 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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geshi

『キッド・ピストルズの慢心』キッドがなぜ謎解きをするのかのイントロダクション以上にはなっていない。『靴の中の老婆』トリックから犯人への一直線で普通のミステリすぎる。誤魔化しの装飾は成程。『さらわれた幽霊』幽霊がさらわれるというアイデアもプロットも良いんだけど演出がオーソドックス。『執事の血』膝カックンな茶番に一度着地してからラストで一捻りする展開は好み。『ピンク・ベラドンナの改心』SMペダントリーそのものが面白く、その精神性が謎解きと密接に絡んできて一番出来のいい作品。

2019/03/15

コチ吉

「靴の中」トリックは途中で分かったが、最後まで細かい芸が光る。「さらわれた」マザーグースの歌が大きなヒントになっているが上手く目眩ましされている。「執事」早い段階で仕掛けには気付いたが、ラストの不穏さが堪らない。そして最初と最後にキッド達の思い出の事件を配して価値ある一作。

2019/06/09

ふぃすか

第3弾ー。ここまでは旧版で既読。「キッド・ピストルズの慢心」独学のレベルが高すぎる。鬱病患ってる人に言ったら一発KOかもしれないけれど、私には効果なしでした。「靴の中の死体」ピンクは一応お手柄なんだろうけど褒められたものではない。キッド受難の日? 「さらわれた幽霊」毒親の極みってやつ? 「執事の血」キッドの想像当たってるんだろーなー。…未遂で済むといいね。「ピンク・ベラドンナの改心」おお、ちゃんとピンクが探偵してる…!(オイ) 色々とろくでもない犯人だったなぁ。犯人じゃなくてもろくでもないというね…。

2019/01/18

山崎丹生

購入。パラレル英国でパンク刑事が活躍する連作短編集。今回は事件の構成はわりと単純で事件もあまり派手ではないものが多め。しかし、キッドとピンクの出自や最初の事件?が描かれていて興味深かった。ふたりが刑事になるきっかけもわかり、やはり正義感に燃えてではなかった…!と納得しつつ、単純に生活のためでもなかったのか、とキッドとピンクを見直した。巻末を読むとアガサ・クリスティが読みたくなる。

2020/10/13

HK

再読、5編を収める短編集。今回はキャラクターを描く側面も強く、主人公コンビのキッドとピンクが自ら語り手となって警官になる前の出自を語る短編も収められている。その分〈歪んだ論理〉を扱う成分は薄めでミステリとしてはオーソドックスだが、5編目の「ピンク・ベラドンナの改心 -ボンデージ殺人事件-」が〈SMという異世界〉の論理が事件に大きくかかわるシリーズらしい短編で一番好み。また作者によるアガサ・クリスティーの「童謡殺人」を整理する論考も実にすばらしい。

2019/05/10

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