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翳った旋舞: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫)

翳った旋舞: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫)

翳った旋舞: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫)

作家
松本清張
出版社
光文社
発売日
2019-09-11
ISBN
9784334779061
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翳った旋舞: 松本清張プレミアム・ミステリー (光文社文庫) / 感想・レビュー

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UDM

新聞社の退屈な部署で働く地味な順子。いくつかの出来事を引き金として、日頃顔色を伺っていた上役を侮る気持ちを抱いたり、別世界と自由を志向して大胆な行動を起こしたりと変化していく。1963年作で、交換手による社内通話傍受といった設定もあり、当時ならではの会社の様子も垣間見られておもしろい。これを読む限り組織での人間関係の諸事は60年たってもほとんど変わらないようだ。なお本書はミステリーというより物語。女性セブンの創刊から連載されたという。

2022/04/12

七色

最後はあっけなかったな・・。夜の蝶へと転身(一時的??)した主人公でした。色々あってしたたかになったのね。新聞社の中での良い感じの雑音が聞こえてきそうな。どこか、コミカルな抒情的な気もして。良かった。何が、人を変えるのかは、解らない・・・。

2020/07/30

パチーノ

女性セブンの創刊号から連載されたもの。新聞社の資料調査部で働く女性が主人公で会社や権力、策術に巻き込まれていく様を描く。プロットと中盤あたりまでの流れは良く、読ませられたが主人公の順子と海野社長との逃避行から非現実感が強まって興ざめになり、ラストもいまいち盛り上がらずに終わる。もう一捻りあっても良かった。

2019/09/29

ササヤン

良くも悪くも、昭和の匂いが漂う作品だった。今の時代、こんな放埒な役職者がいたら、リストラもんだ。作品の主人公である三沢順子は、終始、厭世気味だ。恐らく学生時代に真面目すぎて、社会人になって、社会の荒波ならぬ泡海に飲み込まれたのだろう。最後は、意外な展開だった

2021/06/04

sekkey

久々の清張さん。仕事のたった一つの些細なミスから物語が大きく動く。企業社会の人間模様、権力争い、それの影響をまともに受ける社員たち。これらを一介の女性の視点から見事に描き出している。主人公の女性の豹変ぶりにも驚くとともに頁を繰る手が止まらない。小さな出来事から大きな事件へ。さすが清張さん!

2022/03/26

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