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きもの美 (知恵の森文庫)

きもの美 (知恵の森文庫)

きもの美 (知恵の森文庫)

作家
白洲正子
出版社
光文社
発売日
2008-01-10
ISBN
9784334784973
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きもの美 (知恵の森文庫) / 感想・レビュー

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ぼちぼちいこか

50年前に白洲正子が銀座に「こうげい」という店を持っていた。主に着物を扱い、販売していたが、自身で選びまたは作らせた物を扱っていたらしい。元伯爵令嬢の著者が商いを開くには努力と研究が不可欠だったであろう。その審美眼は鋭く、独自の美を信じ、見るものの質を見透かす力がある。世界中を駆け回り見識してきた著者が染め、織りの本物を教えてくれた。惜しむらくは写真がカラーだったら良かったのに残念。

2022/05/14

冬見

きものを愛し自らきものの商いもした白洲正子によるエッセイ。着物に明るくないため前半分の「伝統のきもの」の章は馴染みのない素材や紋様など新しい情報が多く、おもしろくはあったがなかなかハードで、そこまで読むと疲れてしまってしばらく放置していた。が、続きを読んでみると後半部は白洲正子流の美意識を記したエッセイの色が濃くなりこちらは一気読み。自分のなかに一貫した美意識を持っているが、それを他者に強要はしないところが好ましい。10日で書き上げたとは驚き。欲を言えばカラー図版が欲しかった。

2021/02/07

misalyn

昭和35年くらいに書かれたようですが、平成の今だからこそ読みたい着物の本。誰が決めたかわからない“決まり事”に縛られず、もっと自由にもっと自分らしく着物を着なさいと優しく強く語ってくれています。ずっと手元に置いておきたい一冊です。

2013/11/03

ひろ

内容は濃く

2015/06/12

なつきネコ

白州さんのセンスの良さを感じさせる一冊だった。最初に白州さん自身の話は楽しかった。特に、福田屋千吉さんの話、本当に昔はとんどもないセンスと技術を持った人がいたんだな。生きていたら、作って欲しかったな。

2015/02/28

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