読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

シンポ教授の生活とミステリー (光文社文庫)

シンポ教授の生活とミステリー (光文社文庫)

シンポ教授の生活とミステリー (光文社文庫)

作家
新保博久
出版社
光文社
発売日
2020-07-08
ISBN
9784334790417
amazonで購入する Kindle版を購入する

シンポ教授の生活とミステリー (光文社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

へくとぱすかる

ふっと目について衝動買いした。文句なくおもしろい。ダジャレが多いのが実は最も気に入った点。ミステリをネタにしたオヤジギャグはなかなか他では読めない。シンポ「教授」自伝の部分は、いかにして少年の頃からミステリに親しんだかがよくわかる。他人の読書歴とその思い出を読ませてもらえるのが、こういう本の醍醐味だと思う。ミステリ作家のウラ話は、初めて聞くようなものばかりで、ネタが新鮮。本の収納術については、そこまでよく思いついたものだと感服した。やはり多すぎる本をどうするかは、悩みなんですねえ。

2020/07/13

瀧ながれ

カルチャー教室でミステリ創作を教えることになってのあれこれとか、ミステリ小説とどうやって出会ってどんな感想を抱いたとか、逝去したミステリ関係者への追悼や、果ては翻訳ミステリの「訳者あとがき」がどれほど危険か、など、さまざまな雑誌書籍に載せられたものをまとめた一冊。国内外のミステリ(小説・作家・翻訳家・書評家・収納方法)がどかどか登場するので、勉強になるし読書欲もそそられる。江戸川乱歩の、あの名高い蔵の中に入ったハナシなど、描写が足りなくて、もっと詳しく語ってください!と襟首掴みたくなりました。

2020/09/15

本木英朗

京都の書店で名探偵ホームズの本を手にした九歳の少年シンポ少年。それが彼の運命を決定。中学・高校とミステリーの泥沼にはまっていき、悪魔に導かれるように上京、ワセダミステリクラブの門を叩き、同じ中毒患者たちと青春を過ごす。気が付けば評論家の肩書きが……という話ほか、本当にたくさんのことが書かれているこの作品は、とにかく読むしかないってば。さすがシンポ教授である。いっぱいあるけれど、ひとつ選べば、〈名探偵の系譜〉だろうか、俺は。デュパンから始まって中禅寺明彦まで、洋を問わずに書いてるのがねえ。

2020/08/02

遊々亭おさる

椎名誠さんの作品で業務内容がひたすら本を読むだけという会社を描いた小説を読んだことを思い出した。細部は忘れてしまったけれど、趣味を仕事に出来るなんて羨ましいと思ったことは覚えている。そんなわけで怠け者の私は書評家という職業に憧れを抱いていた。子供の頃からの読書遍歴と書評家の仕事が垣間見えるこの雑文集は怠け者の夢の国。ただし、膨大な読書量と豊富な知識が必須条件で怠け者には向かない職業。書評家の悩みは蔵書の管理。床が抜けるくらいの本の置き場所が殺人に繋がる貫井徳郎さんの小説を思い出す。乱歩の土蔵も楽しく拝読。

2020/10/20

坊っちゃん

★★★

2020/09/13

感想・レビューをもっと見る