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ニュータウンクロニクル (光文社文庫)

ニュータウンクロニクル (光文社文庫)

ニュータウンクロニクル (光文社文庫)

作家
中澤日菜子
出版社
光文社
発売日
2020-11-10
ISBN
9784334791094
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ニュータウンクロニクル (光文社文庫) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★★☆21045【ニュータウンクロニクル (中澤 日菜子さん)】タイトルの通り、日本の経済成長と共に出現した郊外のニュータウン、そこに暮らす人々の姿を年代ごとに描いた六つの連短作品。どの短編も考えさせられる題材でありながらも楽しめる内容でした。個人としてニュータウンという空間に馴染みがないものの、その地域の生活慣習や人間関係,営みなど貴重な足跡として興味深く読ませて頂きました。時代が移り変わっていくと共に町も変化し、そこに住む人も入れ替わっていくんですね。消滅と再生を繰り返しながら町は生きつづける。。

2021/05/05

のんちゃん

1971年から2021年迄を10年毎に区切り、都下の人工都市若葉ニュータウンでの出来事を描いた、クロニクル(年代記)。各話の主人公はかわるが、ゆるやかに繋がっており、読み手もそのニュータウンの変遷を一緒に感じる事ができた。この50年間は日本にとって変化の大きい幸不幸のごちゃ混ぜの期間だった。その間を定点観測のように扱ったこの作品は、ある種のドキュメンタリーの様でもあり、感慨深い作品だった。中澤作品初読みだったが、別作品も読んでみたい。「読書しました感」が満たされた読書時間だった。

2021/04/28

こばゆみ

表紙の感じで勝手にほっこり系かと思って読み始めたら、社会問題的なのがズバズバ出てきて眉間にしわ寄せながら読んだ。団地の歴史が10年ごとに区切って描かれていて、主人公が老若男女様々なのでどんな世代でも楽しめると思う。家庭崩壊していく小島家の章が一番つらかったけど、後が気になってぐいぐい読んでしまった。

2020/12/10

じゃむぱん

この推移は自分とほぼ同じ時代なので、読んでいてわかるわかると懐かしかったり、寂しかったりしながら詠みました。この本を詠むと自分だけでなく、時代がそうだったんだと感動です。フィクションでしょうが、ノンフィクションのような作品。★★★

2021/01/13

お寿司🍣

葉真中さんが解説を書いていたから物珍しさで読んだ。一つの団地を舞台にした連作年代記。終始のほほん、たまにどこかで見たようなシリアス具合、そしてベタな展開でさくっとめでたしで終わる。それなりにキャラクターがいるのに特に好きな人物が見つからない物語も珍しい。いちばん気になるであろう文子と小山田さんは書かないのね…。初めて読む作家さんだからか文体に慣れるのに時間がかかった。括弧の次に接続語がない、平仮名と読点がやたら多いことが気になった。

2020/11/14

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