棟居刑事の砂漠の喫茶店 (光文社文庫 も 2-93)
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棟居刑事の砂漠の喫茶店 (光文社文庫 も 2-93) / 感想・レビュー
ひつじパパ
帯広、稲葉、弘中、菊川とそれぞれが人生の債務を背負っている。債務は時として強迫観念や贖罪として感じられるかもしれない。てっきり、そうしたものは帯広が門井純子の事件を解決したから返済されたと思った。でも違った。作者が「債務を背負い続けることが、返そうとするせめてもの姿勢である」と述べているように、私たちも諦めではなく、その債務返済の為に、夢を果たせず死んでいった人間の分までもずっと生ききる姿勢が大切なのだなと思った。そういえば、私の人生の債務ってなんだろう⁈
2021/12/08
wankousan
20年以上も前の作品だがやっぱり森村誠一さんの小説は面白い。文章も読みやすくて良い。年齢的に新作は出ないのが残念で仕方ない。
2023/03/04
清掃員·D
久しぶりに森村さんを読んだが、変わらず読みやすかった。 安心して読める。
2022/11/08
あーさー
定年間近のベテラン刑事が、2時間ドラマでおなじみの棟居刑事や牛尾刑事らとともに難事件の解決を目指します。喫茶店という「いろんな背景を持った人が集う場所」をキーポイントに、少しずつパズルのピースが集まっていく感じが良かったです。
2021/09/22
Kitahiro
Kindle
2024/02/01
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