鬼を待つ (光文社文庫 あ 46-12 光文社時代小説文庫)
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鬼を待つ (光文社文庫 あ 46-12 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
文庫本での最新刊が出たのでさっそく読み終わりました。酒場でけんかをした人物が首くくり自死と釘で首を刺されて死んでしまいます。同心と岡っ引きがその事件の背後にあるものを探り出そうとしますが、主人公のもう一人の小間物屋とつながりが出てきます。同心のいやらしさが少なくなってきた気がします。紅花の権利がらみで起きた事件ですが、主人公たちへの新たな敵が出現します。3月には次の単行本が出版されるようです。文庫化は2年後くらいでしょうね。
2021/02/11
なつみかん
もうそろそろ仕舞いに向かっていいんだけどなぁ〜!あと2巻くらいでどうだろう?
2021/02/10
桜
いや~、やっぱり面白いなぁ(*´ω`*) 信次郎のセリフが脳内で子安武人さんにのお声に変換されてましたが( ╹▽╹ )となると、清之介は諏訪部順一さんかなぁ…。なんて思いつつ(^~^;)ゞ 昏い底と「江戸時代」っていう軽妙さと、うまい具合にバランスが取れてる。次巻はいつだ?!
2021/02/17
klu
木暮信二郎恐るべき千里眼!今回は話が淡々と進み終盤で一気にという感でした
2021/03/10
ゆうこ
遠野屋清之介の心が揺れる、しかも亡くしたおりんさんと瓜二つの女に。伊佐次親分と木暮信次郎、二人が探す下手人は人の首を切り裂き五寸釘を打ち込むような、憎悪剥き出しの殺し方をする。どんな恨みがあって、大工と商人が同じ殺され方をしたのか…この事件に清之介はどう絡んでくるのか。最初は別々のように見えた二つの話が遠野紅ひいては嵯波の紅花に絡んで浮き出してくる。商人ではない清之介の姿が浮き出た話でした。言葉で人の心を繰る術の恐ろしさ。今の世にもあるのではないでしょうか。
2021/02/28
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