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消えた断章 (光文社文庫)

消えた断章 (光文社文庫)

消えた断章 (光文社文庫)

作家
深木章子
出版社
光文社
発売日
2021-03-10
ISBN
9784334791643
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ジャンル

消えた断章 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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えみ

その誘拐事件には何が隠されていた?10年前に叔父に誘拐されたという女性の証言から、今まさに発見された男児の白骨遺体が彼女の事件に巻き込まれた可能性があることを知る。元刑事を祖父に持ち、自らは推理作家を目指している樹来はこの不可解な難事件にのめり込んでいくが…。警察と事件関係者の関係と、第三者視点で探る真相が上手く重なり合ったとき、各々の狙いと思惑がハッキリと浮かび上がってくる。“信頼”という言葉を簡単に使ってきたけれど、実際に信頼関係を結ぶ難しさを思い知る。信頼、そこに辿りつくまでに隠された秘密とは何か。

2023/05/20

坂城 弥生

ストーリーは良かったんだけど、樹来のキャラがダメでした…いい年して「じいじ」呼びとか、深刻な話をしてるときに「ハンバーガーが冷める」と心配しているとか…軽薄男にしかみえない…

2021/06/11

ちえちゃん

10年前の2つの誘拐事件。この2つがどう絡んでいるのか楽しく読めた。サクサク読めた。冴えわたる推理で真相まで一直線。真相は「そうだったんだ…」としんみり…。最後から2ページ目の「触れられることのなかった真実」って何だ?私の推理力では辿り着けません😅

2021/10/13

にゃるび

『交換殺人〜』に出てきた樹来くんが大学生になって出てくる続編。じいじも歳を取り、老人ホームで暮らしている。個人的には、深木先生はやっぱり長編の方が読み応えがあって面白い。10年前の誘拐事件の謎解きが、大学生でもできる範囲なのがリアルで良かった。

2021/05/31

tommy

10年前、葛木夕夏は叔父に誘拐された。その間の記憶はなく、解放された後、叔父は失踪。事件は親族間のトラブルと判断されたが、今になって警視庁の刑事が接触してきた。最近見つかった男児の白骨遺体が関わっているようだが、夕夏は自分がその男児を殺したかもしれないという。

2023/02/27

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