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出絞と花かんざし (光文社文庫 さ 18-74 光文社時代小説文庫)

出絞と花かんざし (光文社文庫 さ 18-74 光文社時代小説文庫)

出絞と花かんざし (光文社文庫 さ 18-74 光文社時代小説文庫)

作家
佐伯泰英
出版社
光文社
発売日
2021-06-16
ISBN
9784334792015
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出絞と花かんざし (光文社文庫 さ 18-74 光文社時代小説文庫) / 感想・レビュー

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しんごろ

京北山の北山杉の里の雲ヶ畑で育ったかえでと萬吉の成長物語。脳内に風景が鮮明に浮かんでくる。かえで、幼いのに辛いことばかりだが苦労を苦労と思わず、そして挫けない心。強い子だ。そして、何かとかえでを気にかける従兄弟の萬吉。なんと優しい子なんだ。二人の変わらぬ純粋な心、思いやる心、挫けぬ心が、人を呼び込み縁と絆が長きにわたり繋がっていく。京に出たいという一途で前に進んで行く二人の努力に心を打たれた。ラストのシーンは感動。二人の頑張る姿に、自分も老体に鞭を打って頑張ろうという気持ちになった。良き物語だった。

2021/09/13

KAZOO

佐伯さんの単発もので京都の北山杉の産地にいた従弟どうしの子供のころからの話で宮大工と舞子がつける花簪職人になるまでが描かれています。周りの人物がいい人物ばかりです。女の子の方の父親が酒飲みでダメな人物でなくなってしまいます。母親もいないのですが親代わりになる人がいたりします。江戸での鼻緒職人の話が4巻であったのに比較すると短すぎの気がしました。

2021/07/29

びわこっこ

わずか六つのかえでと十二の従兄、萬吉が京の街を見下ろせる京見峠で、祇園花見本多のお茶屋の主と出逢った事が、二人の運命を決める。萬吉は宮大工、かえでは花かんざし職人を目指し、運命に翻弄されながらも、辛い修業に耐え、少しずつ成長し目標に近づいて行く。雲ヶ畑は、大学を卒業して教師になる為に講師として勤務した準僻地で、私の教員生活スタートの地だ。時代が違っても、人との出会い、仕事への思いは変わらないのだと感じた!💖 私が求め続けているものが、この小説に凝縮されていた。初心に返って仕事を見つめ直そうと思った!✨

2021/11/05

やま

京の鴨川の源流の雲ヶ畑の自然の描写と厳しさが、よく書かれています。金銭的には恵まれませんが。美しい自然の中で萬吉とかえでが、すくすくと育ちます。萬吉は、気性がしっかりしていて、聡明で、気配りができ宮大工の棟梁・巽屋吉兵衛が気に入り、子供のいない吉兵衛夫婦の跡継として期待されます。 かえでは、萬吉を兄としたい、相談し、励まされて花かんざし職人として一人前になって行きます。そして子供のいないお茶屋花見本多の若女将として望まれます。🌿続く→

2021/08/07

とし

「出絞と花かんざし」ハラハラドキドキ、そして心に沁み心打たれる物語りでした。1冊完結の佐伯作品も良いですね。

2021/11/06

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