読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

緑のなかで (光文社文庫 や 32-3)

緑のなかで (光文社文庫 や 32-3)

緑のなかで (光文社文庫 や 32-3)

作家
椰月美智子
出版社
光文社
発売日
2021-06-16
ISBN
9784334792046
amazonで購入する Kindle版を購入する

ジャンル

緑のなかで (光文社文庫 や 32-3) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

のぶ

気持ちのいい青春学園ドラマだった。表題作の長編と「おれたちの架け橋」という短編が収録されている。表題作は主人公の啓太が、実家から遠く離れた北海道の大学に入学し、そのうちの3年生の一年間を四季を通して綴ったもの。季節ごとに章が分かれていてそれぞれに寮での生活を描いている。啓太には双子の弟、絢太がいて頻繁に連絡を取っている。新学期の新歓企画で浮き立っていると思えば、夏はおいしそうなジンギスカンに舌鼓を打っている。ちょっとした事件も起きるが、若い事の爽やかさが際立った作品だった。付属の短編はその前日談。

2021/06/30

柊子

寮生活の描写がイキイキと楽しい。共同生活が苦手な人もいるだろうが、主人公同様、私も個室ならエンジョイできそう。母親が家出(不倫?)する展開は、不要だったのでは?

2021/06/21

くま

すごい青春って感じでした。実家を離れて北海道の寮で暮らす主人公啓太が一年を通じて起こる様々な出来事に一喜一憂し、その度に思いを張り巡らせる物語。性格正反対の双子の弟絢太、家出する母と静かな父、高校同期の寿・百瀬・夏帆・直太郎、大学同期の間島・早乙女・渡嘉敷、そして寮やサークルの先輩後輩。沢山の人と関わり、啓太は成長していく。また、自分でも気づかずに人と調和をとり、人と人をつないでいく様はまさに架け橋のようでした(解説にも似たようなことが書いてました)。意外な結末で少し悲しくもあるけれど、楽しく読めました。

2021/07/25

ナオ

面白かった。北の大地での主人公の一年間のストーリー。大学生活とゆーのに淡い憧れがあって、手に取りました。地元から離れて北海道の大学で寮生活をしている主人公の元に、弟から母が居なくなったとの連絡。ここから物語は動き出します。 とはいっても母探しがメインではなく、自分と周囲の関係について彼が深く考えて行くようになります。 ある衝撃的な、ある意味ではよくある出来事が起こって…(涙) 最後に主人公の高校時代の作品があるので、この頃からあの事の萌芽はあったのかと思ったりすると切なくなります。

2021/07/14

まいど

久々に彼女の本を読んだが相変わらずの読みやすさだ。 中高生が読書感想文にするならお勧めしたい作家の1人です。 さて、今回は北大に在籍する何ら変哲のない大学生の話。 その歳なりの悩みや葛藤、友情が散りばめられている。 主人公がちょっと自意識過剰な事が気になるが昔の自分を思い出し赤面したくなるから、自分はこんなもんではなかったのだろう。 あの頃を思い出してカッとなったりモヤモヤしたりする一冊ではありました。 彼がこれからどう生きるのかは、実は気にならない。きっと普通に生きていくんだろう。 すれ違いの縁な一冊。

2021/07/28

感想・レビューをもっと見る