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男たちの船出 (千石船佐渡海峡突破)

男たちの船出 (千石船佐渡海峡突破)

男たちの船出 (千石船佐渡海峡突破)

作家
伊東潤
出版社
光文社
発売日
2021-08-06
ISBN
9784334792367
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男たちの船出 (千石船佐渡海峡突破) / 感想・レビュー

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hiyu

未だ難易度が非常に高いと言われる千石船造りに挑む親子。そこには行き違いあり、すれ違いあり、奮い立たせる何かあった。息子との関係性を考える中で、自分は嘉右衛門のほんの僅かばかりにも至らないが、改めて息子とちょっと将来について話したいと感じた。これ映画にならないかな。

2022/01/25

きよかつ

熱い小説だった。実の親子関係(特に父と息子?)の難しさは時代に関わらず難しいのか 笑。職人気質の良し悪しについて考えさせられた。9/10

2021/04/26

ERI

プロジェクトXと弔い合戦、感動的にならざるを得ない組み合わせ。

2022/03/16

km.

江戸時代前期で造船技術がまだ発展途上の頃の物語。主人公の船大工の頭と息子そして大工仲間が、超大型船といった新たなニーズに、様々な葛藤の中、命懸けで立ち向かってゆく。 最近お気に入りの著者だが、このようなストレートに熱量を描く物語もまた良い。後半は涙なくては読めなかった。 主人公の船大工の頭と同じ五十代なだけに、彼が抱える葛藤に共感し、これから自分のなすべき事などを考えながら読むことが出来た。

2021/11/03

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1日で500ページ一気読み。作者自ら自己最高到達点と評する通りの傑作。綿密なリサーチをベースに親子の相克や愛情のすれ違いが描かれ、単なる時代小説だのビジネス小説だのとは違う次元の人間ドラマになっとります。冒険小説としても最高。いささか題材が地味に受け取られたのか、あるいはタイトルや(単行本時の)カバーデザインの熱量に引かれたか理由は不明ですが、著者50作を超えるカタログの中でも、いささか見過ごされた感のある、真のマスターピースです。おすすめ!

2021/10/03

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