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野守虫 (光文社文庫)

野守虫 (光文社文庫)

野守虫 (光文社文庫)

作家
柴田哲孝
出版社
光文社
発売日
2022-05-11
ISBN
9784334793562
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野守虫 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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もも

事件はのどかな秘境線とは対照的に悲惨でしたが、スピーディーな展開で一気読みでした。犯人の竹迫が「さん付け」で呼ばれたときに、少し嬉しそうなのが印象的でした。「危ない人を見分ける」150項目のチェックシートは実際のものらしく、世の中には本当にこういうタイプの人間がいるのだと思うと、怖い。竹迫はところどころ社会性が潜んでいる兆候があったので、子供のときの経験次第で違っていたのだろうと思うと切ないです。

2022/08/29

オールド・ボリシェビク

乗り鉄刑事が飯田線沿線で脱走犯と対決するという筋書きから、柴田哲孝もいつの間にか、西村京太郎のようになってしまったのかと思ったら、そこはそこで、柴田らしいえぐみも残していて、一気呵成に読んでしまった。天竜川沿いのローカル色もよく出ていて、そこに警察小説の要素を入れ、シリアル・キラー分析というトレンドも盛り込んで、面白い仕上がりになったと思う。なんだかんだで、定年間際の刑事を主人公にしたシリーズ第4弾になるそうだ。

2022/05/19

goodchoice

柴田さんの片倉刑事シリーズは初読みだったが、息をつかせぬ展開の速さに感動した。是非他の一作もう読んでみたい。

2022/08/14

ピルロ

野守虫ってなんなんだろう。やっぱり周りの環境って怖いよね。 後半の展開が、スピード感があってよかった。智子とはどうなるのだろう。

2023/04/21

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