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203号室 新装版 (光文社文庫)

203号室 新装版 (光文社文庫)

203号室 新装版 (光文社文庫)

作家
加門七海
出版社
光文社
発売日
2022-07-13
ISBN
9784334793883
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203号室 新装版 (光文社文庫) / 感想・レビュー

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pino

読み友さんご紹介本。憧れの東京で一人暮らしを始めた女子大生の清美。すべり出しは順調だったが、この一室で感じた腐臭を皮切りに様々な怪異に悩まされる。斑の黒い染み、生温かい床、異音、そして部屋中が…。まるで部屋が彼女に危害を加えるかのような現象や追い詰められ心体を崩す様、周囲の反応がリアルに描かれ恐ろしい。ストーリーには加門さんの実体験も含まれるという。派手な仕掛けや驚愕な事実が明かされるといったオチは無いけれど手に届きそうな怪異ほど恐ろしい。昔、二階の部屋のカーテンの隙間から薄く笑う幽霊?を見た私はそう思う

2022/07/31

小夜風

【所蔵】読みたかった本が新装版で出たので早速…怖過ぎて読むのが止められなくて一気読み。同じ年頃の娘たちがいるので(ふたり共まだ家にいるけど)娘たちがひとり暮らしを始めた気持ちで読んだから、清美が可哀想でたまらなくなった。怖くてパニックになってしまうことも、諦めて気づかないふりをすることも、それでも目に入ってしまう怪異も、もう本当に怖い。それでも現実に清美のような話をされたら、私も新里やゆき子のような反応をしてしまうと思う。それは自分自身が子どもの頃に、怪異を誰にも信じてもらえなかった経験をしているから…。

2022/07/23

ひでぞー

なにかがでてくるわけではない、でも何かが起こっている。大学進学を機に一人暮らしを始めた主人公。都会ぐらしに憧れ部屋をお気に入りのアイテムで飾ってご機嫌だったが、昼夜問わず部屋には何かの気配が...そして広がる壁のシミ、ネズミが走り回るような足音、部屋いっぱいの虫、徐々に精神を侵され身体も傷だらけ。 かかわってくる知人もまともに取り合わないどころか、面白がっていてとても感じ悪い。もっとはよーに実家に帰るやろ、普通。心の奥の方から怖さが迫ってくるようで非常に怖かった。夜に読み進めるもんじゃないよなぁ。

2022/12/08

ekoeko

一人暮らしを始めた大学生・沖村清美の部屋で起こる怪異。

2023/04/01

たーやまたー

一体何だったのかな〜?と思う。

2023/01/18

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