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監察の神(じん)

監察の神(じん)

監察の神(じん)

作家
弐藤水流
出版社
光文社
発売日
2015-10-16
ISBN
9784334910594
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監察の神(じん) / 感想・レビュー

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マサキ@灯れ松明の火

惚けているようで切れ者の監察係員・神(ジン)と生真面目過ぎる新人監察係員・西岡京子のコンビが、警察官の警察としての活躍を見せる短編集です。それにしても…簡単な監察案件と思いきや、なぜに凶悪事件が隠されているのか!?4話中…3話が、隠すための監察案件………恐るべし、女性警察官…………特に「あるパワーハラスメント」、最悪です!

2018/05/08

mokona

すっとぼけたベテラン監察係員「神」と若手女性監察係員「京子」が、警官の不祥事を調査・聴取していく話。4つの物語で構成されている。調査対象の警察官は4編とも女性警察官だ。警察官だけあって、各々事件の隠ぺいには抜かりない。とくに鑑識が相手だと尚のことだ。その僅かな綻びを手繰り寄せて解決していく様は、派手さはないが引き込まれた。警察官が取り調べられる立場というのが新鮮だったのかもしれない。最終話から察するに、続きは無いのかな?シリーズ化されるようなら読みたいと思う。

2017/10/24

あここ

図書館でたまたま出会う。面白かった。飄々としてる神さんがいい味。結構声も渋くてええ男っぽい描写ねんけど私の中では冴えへんおやじ風の印象なんよなぁ(笑)そこが好きやけど。監察さんが嫌われる理由が全く分からん。調査してるだけやのに。違反とゆうか罪犯す方が悪いんちゃうの。逆恨みもええとこやわ。若い相棒が神さんのこと見下してるんも気にいらん。窓際って勝手に決め付けてプリプリ怒って変なの。聞き取りだけじゃなくガッツリ捜査・推理してて面白かった。にしても犯罪者多すぎ。警察官だけよね?殺人絡み多すぎ。続編あればいいな。

2017/10/18

緑香

たぶん、初読み作家さん。監察なんて、やっぱり嫌われるよね。だけど、ただ嫌われてるだけじゃない。深いふかーい、その人への気持ちがある。なかなか、面白かったよ。

2017/01/30

mizuhonomio

作家さん初読み。文章は読みやすかったです。最近よくある、複雑すぎるトリックや伏線もなく、派手さはないけど分かりやすいエピソードでした。「人の心を軽く見積もりすぎた」。この一言が心に残りました。続くのかな、主人公が定年間際のようだから、続かないかな。

2016/04/14

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