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桜疎水

桜疎水

桜疎水

作家
大石直紀
出版社
光文社
発売日
2017-03-16
ISBN
9784334911546
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桜疎水 / 感想・レビュー

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みかん🍊

京都が舞台の短編集、騙し騙され詐欺の話や過去の意外な真実など、20年前のあのときの真実が分かるちょっと切なくも美しい恋愛もの「二十年目の桜疎水」、ミステリー好きの大学生の孫がおじいちゃんの真実を探ろうとする「おじいちゃんを探せ」が好きだった。

2017/06/02

★Masako★

★★★+ 京都を舞台にした6編のミステリー短編集。主人公は詐欺師、贋作師、人には言えない過去がある者。「きっとあなたは欺される!」と帯にあったので気をつけて読んでいたのに、主人公たちと一緒に見事に騙された💦軽妙な文章、ちょっとミステリ、予想外のラスト。駆け足感がある話もあるが、どれも作りが凝ってて面白かった♪詐欺師のおばあちゃんと孫のタッグ技が爽快な「おばあちゃんといっしょ」、桜の季節にぴったりの切なく優しい表題作「桜疎水」、辛く衝撃的な結末だが家族の温かさを感じる「おじいちゃんを探せ」が特に好き♪

2019/04/20

あん

京都を舞台にした6つのミステリー短編集。物語の舞台は、 曼殊院、真如堂、寺町通、松ヶ崎疎水、上賀茂神社、太秦です。確かに欺かれるのですが、後味が悪いわけではなくて、なぜか心地よく騙された気分になります。それは、人の優しさや切なさが感じ取れる作品だからだと思います。中でも、表題になった「二十年目の桜疎水」が一番好きです。ちょうど桜の季節に読み始めたこともあり、松ヶ崎疎水を訪れたくなりました。

2017/04/19

のぶ

この本を手に取ったきっかけは、日本推理協会賞の受賞作が入っている事と、京都の地名が散りばめられていると聞いたから。実際6つの短編には真如堂、曼殊院、寺町通、上賀茂神社等、が入っていて、京都好きの自分にはたまらないものだった。ただ、全体的にどの作品も軽いのと、ミステリーの内容が明らかに京都の地と乖離しているものもあり、出来は作品ごとに様々だった。自分の好みは、受賞作の「おばあちゃんといっしょ」と「仏像は二度笑う」が好み。

2017/05/28

アクビちゃん

【図書館】ドラマ、相棒などを書かれている方らしいのですが、相棒は見てないし、初めまして〜です。 うーむと唸る一捻りしてあるラストが多い、6つの短編集です。表題作「桜疎水」が、ハッピーエンド好きの私は、1番好きでした。

2021/04/12

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