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月夜に溺れる

月夜に溺れる

月夜に溺れる

作家
長沢樹
出版社
光文社
発売日
2017-07-19
ISBN
9784334911751
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月夜に溺れる / 感想・レビュー

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いつでも母さん

これまた個性的な女が出てきましたよ~!連作4話、サクッと読める。脇が甘く俗な感じだが嫌いじゃない(笑)四角四面な刑事ばかりじゃないよね。しかし元夫二人かぁ(汗)子どもが賢すぎるのでは?と思いつつ、文庫でシリーズ化を希望したいな。事件も犯人も嫌悪感でいっぱいだが、難しく考えずに読了した次第。でも・・好みは分かれるかもだ。

2017/08/20

ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。エース級なのにいろいろな問題でむくわれないバツ2の女刑事が主人公。キャラがたっててイイ感じ。子供が一番しっかりしてる!。

2017/08/08

モルク

警察官真下は、バツ2。前夫二人も同じ警察官で、それぞれにこどもあり。離婚した今でも友達関係が継続し、真下が手元で育てている娘のめんどうも双方に見てもらっている。彼女の肉食系恋愛体質、恋愛の相手が事件に関わってくることもしばしば…。この恋愛に奔放な彼女に共感はできないが、娘の聡明さに救われる。扱っている事件が未成年の援助交際だったり、行き場のない少女たちがそうしなければ生きられない状況にある話だったりするので、このぶっとび主人公に対して内容は重い。

2018/07/22

ぶんこ

霧生さんの惚れっぽさが尋常ではない。警察官としてはマイナス点ですが、別れた元夫二人と良好な関係が続いているように、根っこの人柄は良い。推理力も良いし、少女たちへの優しさにはグッとくるので、嫌いになれない。嫌いになれない主人公で、文体もしっかりしているので読後感はいいのですが、警察物としては物足りない部分も感じました。

2017/09/27

よっち

バツ2で二児の母親でありながら、横浜、川崎の歓楽街で起こる色と欲にまみれた犯罪者を取り締まる神奈川県警生活安全部のエース・真下霧生。捜査能力と推理力(と美貌)を駆使し真犯人を追いつめる推理警察小説。神奈川県警本部の将来を担う二人の警察官が前夫、それぞれの子供がいて扱いに困る存在という魅力的で異色の主人公でしたけど、脇が甘く惚れた相手が被疑者になったり「またお前か!」と首を突っ込んだ案件が大きな事件に繋がってゆく中、その冷静で鋭い着眼点と人情味溢れる熱い想いで事件を解決してゆく展開はなかなか面白かったです。

2017/08/25

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