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蒼き山嶺

蒼き山嶺

蒼き山嶺

作家
馳星周
出版社
光文社
発売日
2018-01-17
ISBN
9784334911997
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蒼き山嶺 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

バイオレンスものだけではなく、次々と新たなジャンルに挑戦し続ける馳先生の最新刊はなんと山岳小説です。作者さん本人もあまりない試みだからか、ちょいちょいぎくしゃくした感じの流れになりますが、やっぱり馳先生の作風は読みやすく、なんだかんだといってイッキ読みでした。山の美しさはもちろん、厳しさもしっかりと描かれており、自分の馴染みのない世界観を楽しませてもらいました。こういうの読むとやっぱり他の山岳小説も気になってしまいますね。これからも新たなジャンルに果敢に挑戦し続けて、幅広い作風を楽しませてほしいですね。

2018/02/12

いつでも母さん

山登りは出来ない。山登りは嫌いだ。ちょっと読書熱が下がっていたが、ん~ん、一気に読んだ。疲れました。とにかくいろんな思いはあるだろうが、私はただただ悲しかった。かつての大学山岳部の友・池谷が哀しかった。それに尽きる。馳さん、お見事でした。私には自分の全てを預けられる友がいるだろうかー池谷の歌が聞こえてきそうだ・・

2018/04/07

starbro

馳星周は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。この季節に打って付け、旬の雪山冒険ハードボイルドでした。本書は、東野圭吾の雪山シリーズと対極にある作品だと思います。雪山登山家は究極のマゾかも知れません。私はSなので生涯雪山を登ることはありません(笑)

2018/02/23

ナイスネイチャ

図書館本。元警察官二人が雪山に登る中、謎の刺客に追われ決死の白馬山登頂し日本海迄逃げるクライム小説。北朝鮮関係が絡み合い最後まで手に汗握る展開で面白かった。

2018/05/06

モルク

元警官の山岳ガイド得丸は、白馬岳で大学時代の山仲間で公安の刑事である池谷と偶然再会し案内することになる。しかし、池谷は公安と謎のグループに追われていた。ここから二人のし烈な逃走劇が始まる。大学時代の彼らの友人でK2で遭難した若林の妹ゆかりをも交え、ノワール系もふんだんに。そんな偶然の出会いが次々とあるんかい、と突っ込みながらも山の美しさ、雪山の酷しさにとりこまれ一気読み!山岳小説を読むと山に登らない私でも登った気になるところがいい。

2019/03/01

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