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あるミアタリの女 監察の神

あるミアタリの女 監察の神

あるミアタリの女 監察の神

作家
弐藤水流
出版社
光文社
発売日
2018-01-17
ISBN
9784334912024
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あるミアタリの女 監察の神 / 感想・レビュー

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aquamarine

著者初読。警察内部の調査をする監察係から見た、二人の女性のお話。どちらも倒叙形式ですが、監察係の神と西岡二人のただ鋭いだけではない、寄り添いながらも相手を落としていく駆け引きをドキドキしながら読み進めました。交渉人の女に関しては、警察官なのにそんな私情で!と腹立たしさをも感じましたが、見当り捜査員の女に関しては徐々に予想がつくとはいえ、読んでいて痛々しく哀しくなりました。彼女たちも弱さを持った一人の人間です。それでも警察官である以上、もっと強くあって欲しかった。さらりと読めましたが大きな余韻が残りました。

2018/02/13

昼夜

神さんが下ろしてあげた荷物たちはとても身近な問題だったので警察官というフィルターを外したら普通に生活をしている人たちなんだと軽いカルチャーショックを感じました。

2017/12/14

マサキ@灯れ松明の火

監察係員・神さん&京子さんのコンビが活躍する第2弾です。今回は、中編が2作品です。表題のラスト…神さん、哀しげです。。もう1編は…………監察対象者!事件を起こす前に、落ち着いて考えましょう!まがりなりにも、貴女は「交渉人」です!話し合いで、何とかしてください!

2018/05/12

トリプルアクセル

倒叙形式の警察小説。中編が2編入っているが、帯のQRコードを読み取るとWEB上で短編がもう1編読めるという、面白い作り。文章は非常に読みやすく、キャラも個性的。倒叙形式ならではの緊迫感もあり楽しめた。読み終わってシリーズ物と気付いたが、読んでいなくてもあまり問題はなさそう。意外と言っては失礼だが、掘り出し物の良作だった。

2018/03/05

ぴよ子

#NetGalleyJP 読みやすくまあまあ面白かった。二話入っていて、一話は警察内部「交渉人同士」での殺人事件、二話目はたくさんの手配者の顔を覚えて張り込みし逮捕につなげる「ミアタリ」部門の女性がかかわる殺人事件をそれぞれ監察官が究明していく。警察官にこういう部門があることも知らなかったので、その点については面白かった。ただし事件の内容についてはそこまで・・・・。という感じでした。

2018/01/10

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