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にらみ

にらみ

にらみ

作家
長岡弘樹
出版社
光文社
発売日
2018-03-15
ISBN
9784334912109
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にらみ / 感想・レビュー

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starbro

長岡弘樹は、新作中心に読んでいる作家です。ミステリ短編集、オススメは表題作の『にらみ』と珍しいトリックの『実況中継』です。但し、この表紙は酷過ぎます。著者の意向かどうか解りませんが、光文社は反省するように。

2018/05/04

しんたろー

2010~2017年に雑誌に掲載された作品集…残念ながら名作である『傍聞き』の中の4編みたいなドンデン返しや人情の深みはないが、短編ミステリとして標準点はクリアしていると思えた。『遺品の迷い』と『白秋の道標』は情感が伴っていて好みだった。『餞別』は肝であるメッセージの出し方に関して「なるほど!」と思えたし『実況中継』のトリックも悪くない。犯人の目星がついてしまうのは30ページ程度だから仕方ないが、伏線が判り易いのはチョッと親切すぎるかも知れない。もっと書ける方だと期待しているので、新作を楽しみに待ちたい♬

2018/06/21

いつでも母さん

なんてインパクトのあるカバー!タイトル作を含む長岡さんらしい印象の短編7作。『雑草』は中学生にまで広がってるのかと思うと暗澹たる思いだった。好みはタイトル作と『遺品の迷い』長岡さんは短編の方が(連作でも)好きかも私。

2018/04/19

おしゃべりメガネ

見事な長岡さんワールドが炸裂してました。相変わらず本当にウマいですね、構成が。やはり個人的にはこの作者さん、短編集が本当に素晴らしいです。今作もありとあらゆる角度から書かれた出来事を読みやすく、そしてわかりやすくキレイにまとめあげていて、頁を捲る手が止まらなくなります。話のネタによってはちょっと出来すぎ(うまくいきすぎ)感はあるものの、そこを補うぐらい余裕ありありの作品でした。特に「遺品の迷い」が最高でした。自分の中では限られている'ハズさない'作家さんの一人ですが、今後の作品もますます楽しみになります。

2018/04/14

ナイスネイチャ

図書館本。短編集7編。そう言うことか?って感じでした。!!ではなく?。読解力が足らなくて理解できず戻ってみたりして読了。

2018/06/27

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