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殺人鬼がもう一人

殺人鬼がもう一人

殺人鬼がもう一人

作家
若竹七海
出版社
光文社
発売日
2019-01-22
ISBN
9784334912611
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殺人鬼がもう一人 / 感想・レビュー

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紅はこべ

新国市、葉崎市に続いての新たな若竹ワールドの辛夷ヶ丘市。老婦人が存在感を持つ町。英遊里子のモデルは小池百合子かな。砂井三琴と葉村晶、対決させてみたいな。御子柴くんと三つ巴で。誰が勝つ?三琴は田中盛とは結構いいコンビなのね。悪徳警官ものに分類されるのかな。

2020/06/20

🐾Yoko Omoto🐾

昔々のベッドタウン、庭付き一戸建てに生涯縛られた老人が多数を占める辛夷ヶ丘市。問題を起こし飛ばされたならず者集団の警察が、一見平和に治めているように見える街を舞台に、金に纏わる強欲な犯罪をブラック且つシニカルに描いた連作短編。傍観、放置、見て見ぬふり、罪状の無い罪に黒い安心感を持つ人間、バレなければ罪ではないという倫理観、それらが平然と罷り通る恐ろしさが、飄々とした語り口と相まって言い様のない薄ら寒さを感じさせる。マイベストは突き抜けた結末に凍りつく「きれいごとじゃない」「葬儀の裏で」。古い街は恐ろしい。

2019/05/02

とん大西

事件か事故か、被害者か容疑者か。東京のひなびたベッドタウン辛夷ヶ丘市でおこる不審な死、死、死…。真相に迫るのは辛夷ヶ丘署の捜査員・砂井三琴。普段は昼行灯を決め込む彼女がひとクセもふたクセもある強者どもを相手に熱い警察の矜持を胸に…と、いうわけではなく、強者ども以上のクセを存分に放ち事件を解決に導く…のか?かなりのキレとブラックさ。シニカルな雰囲気は…うん、嫌いではないです。連作短編のそれぞれのタイトルもなかなかそそる。とくに「きれいごとじゃない」はタイトルからラストまで全てハマった感じが見事かも。

2019/05/01

のぶ

若竹さんの連作短編集。今回は都心から遠く離れた、普段はめったに大きな事件など起こらない寂れたベッドタウン辛夷ヶ丘での6つの物語。どの話もどちらかと言うと、ダークな内容のものが多く、住人もアクが強い。ただ、若竹さんの文章が柔らかく、どこかコミカルなので、陰湿な感じはしない。各章50ページ程度の中にミステリーの要素がぎっしり詰まっていて、伏線もしっかり張られているので、軽い気持ちで読んでいると混乱してくる。どの作品もよくできていて、今回も楽しむことができた。若竹さんの真骨頂。

2019/02/28

ダイ@2019.11.2~一時休止

連作短編集。若竹さんらしい一癖も二癖もある人々が登場します。やっている事はほぼ犯罪ですが、コミカルな感じで楽しめました。

2019/02/21

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