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サイレント・ブルー

サイレント・ブルー

サイレント・ブルー

作家
樋口明雄
出版社
光文社
発売日
2019-11-19
ISBN
9784334913229
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サイレント・ブルー / 感想・レビュー

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タイ子

舞台は八ヶ岳の麓。都会から移住してきて5年目、美味しい天然の井戸水で作るコーヒーと料理でレストランを経営する夫婦。他にも何組かの移住者たちがいる分譲住宅地の井戸水がある日突然濁り始め、ついに出なくなる。井戸水の枯渇を疑う原因は近くの飲料会社の過剰取水か。当たり前のように使っていた水は無限ではなかった。そんな折、市町選挙が始まり新市長に水問題を託すことにして応援を始める住民たち。資源の大切さ、何気に飲んでいる水、生命の始まりは一滴の水から。大事件は起こらないが、問いかけてくる内容は深くて重い。

2020/02/17

ゆみねこ

八ヶ岳南麓の高原で暮らす都会からの移住者たち。ある日蛇口から流れる水に異変が。地下水を大量に汲み上げる巨大メーカー。かけがえのない水を巡る社会派エンタメ。

2019/12/14

あすなろ

水はカネのあるところに流れるものである。正にブルーゴールドなのだ。ある日、家庭の蛇口から水が出なくなった。山梨八ヶ岳山麓を舞台に或る意味パニック小説とも取れる舞台設定で水や水源の社会的問題を上手く樋口氏は描いていると思う。水に関する重要な法改正がされているのにすごく皆が鈍感な気がしているのは僕だけか。一度、読みやすいこの作品で皆が考える時に来ているのかもしれない。

2020/02/29

さっこ

水が当たり前のようにある日常。「水利権」というものも初めて知りました。八ケ岳の高原で渦巻く企業と政治の思惑。そして外資に乗っ取られていく土地、山林資源の現代の日本の憂いを描いた作品。中国企業がさまざま土地に忍び込んでいる噂もあるけれど、日本の安全神話の一つである「水」も変わっていくのかな。怖いな。作品としてはパニックエンタメと謳っていたけど、パニックでもエンタメでも無かったような。

2020/04/26

あん

わたしたちの命に直結しているのに、あまりに身近にあり過ぎて、ついその大切さを忘れがちな「水」。「蛇口をひねれば、飲める水が出てくるのを当たり前と思う」傲慢さを正さなければと思った。ただ、途中から水問題そっちのけで選挙戦に話が逸れ、本題があっという間に終わってしまったのが残念でした。

2019/12/21

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