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銀の夜

銀の夜

銀の夜

作家
角田光代
出版社
光文社
発売日
2020-11-18
ISBN
9784334913748
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銀の夜 / 感想・レビュー

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starbro

角田 光代は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者久々バリバリの新作かと思いきや、15~17年前に書いて、著者が書いたことも忘れていた未単行本化の作品でした。元少女バンドの三人の20年後のリアル、三人共成長していない感じですが、読み応えがありました。 https://www.bookbang.jp/review/article/651993

2020/12/23

ウッディ

同級生でガールズバンドとして芸能デビューした三人。時は流れ、別々の人生を歩み、たまに食事をしながら、他の二人と自分を比べてしまう彼女たちの今を描いた物語、浮気する夫に嫉妬さえできないちづる、娘にかつての夢を託す麻友美、そして母の呪縛から逃れられない伊都子、イラストレーター、写真家、セレブママ、それぞれ目指すことで充足感が得られない彼女たちが本当に欲しかったのは、何かに向かって夢中になれる生き甲斐だったような気がする。ドロドロになりそうな一歩手前で踏みとどまり、迎えた結末は爽やかで、希望を感じさせた。

2021/09/04

いつでも母さん

この3人の同級生(ちづる・麻友美・伊都子)15歳からの付き合いで今35歳。三者三様の気持の何処かにいつかの自分を見ては苦笑いの私…経てきた今だから「大丈夫よ。だいじょうぶ。」あの頃の私に言ってやりたい。ちっとも大丈夫なんかじゃなかったのに、それでも今ここにいる。「若かった」そんな言葉じゃ語れない友情や恋愛や日常…悔恨の情を偽善の衣を纏い出口の無い沼で独りもがいてた、あの頃のざらつく想いは今も苦いけれど、そんな日々さえ愛おしく懐かしい。彼女たちのその後を読んでみたいと思わせて角田さんが巧い。

2020/12/15

のり

15歳の少女達が20年経っても連絡をとりあい、ちょくちょく会って近況を報告する三人組。結婚や出産等で彼女達を取り巻く環境は様々だが、思い遣る気持ちは変わりないが、隣の芝は青い現象も心の底にある。それぞれに言葉に出せない悩みがあるが…やっぱり男同士の付き合いより面倒事が多々あると思う。大変だ。一段上手く付き合い方をみつけ、あとがきに「角田」さんが言ってたように今なら50歳になっている彼女達。あれからどんな生き方をしてきたのか想像するだけで色んな意味で楽しい。

2021/04/20

machi☺︎︎゛

高校の頃にガールズバンドでデビューして少し有名になった3人の女の子がバンドも解散してそれぞれの道を歩き出して35歳になった時、何を思うか。麻友美、伊都子、ちづるは全く違う道を歩んでいた。無邪気な若い頃とは違い、ある程度人生においての自分の位置付けが分かってきたから選ばなかった方が気になるものだろう。年齢は重ねても子供のまんまのつもりだったけどやっぱり世の中はそう甘くない。

2021/03/09

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