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コロナと潜水服

コロナと潜水服

コロナと潜水服

作家
奥田英朗
出版社
光文社
発売日
2020-12-22
ISBN
9784334913779
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コロナと潜水服 / 感想・レビュー

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よつば

「海の家」「ファイトクラブ」「占い師」「コロナと潜水服」「パンダに乗って」5話収録の短編集。ありふれた日常、その中で起きる不思議な現象がユーモア溢れる会話と軽快な文章で綴られ、あっと言う間に奥田ワールドに引き込まれる。悩んでいる人、心が弱っている人に奥田さんは優しい。ファンタジーの体を成していても5話それぞれに優しさが潜んでいて、1話読む毎に気持ちが解れコロナ禍で疲れた心に温かさが沁みこむよう。どの作品も決して派手ではないけれど穏やかで幸せな気持ちを味わえる。こんな時代だからこそ読みたいラブファンタジー。

2021/01/18

buchipanda3

世にも不思議な、そして心をすっと和ませてくれる物語集。さらりとした読み心地で、どこかに置き忘れていた懐かしい何かを取り戻すような感覚を覚えた。少しだけ人生を立ち止まって幸せって何だっけと思い返しているような。どの話も、あれれと思える出来事が起こる。2話目以降はピンときて、それを素直に受け入れて読み進めた。表題作は今誰もが抱える憂いを少しコミカルに描写。散歩姿が頭に浮かぶ。そしてオチに不思議っていいねと思えた。「パンダに乗って」はノスタルジックな雰囲気に満ちた優しさを感じながら、最後のBGMに身を委ねた。

2021/01/21

美紀ちゃん

すごい!紙の本を読んでる人に、Spotifyのプレイリスト付き✨ こういうのすごい!どんどん行なってほしい企画。 もちろん音楽を聞いた♬ 「海の家」いい話。タケシ君も怖くなかったし、奥さんとも仲直りできたし、別荘みたいで楽しかったし。 「占い師」面白かった。上を目指して頑張ってほしい。恋人を引きずり落とすのはやめてほしい。 「コロナと潜水服」コロナウィルスを感知できる息子すごい。「コロナってわかる?」「うん。チョコの入ったラッパみたいなパン」可愛いぃし、奥さんもお腹の子もすごい。

2021/01/19

papako

あー、ほっこりした!すごくよかった。『我が家』系でしたね。『海の家』座敷わらしのようなタケシくん。いろんな想いを飲み込んで夫婦は生きていく。『ファイトクラブ』コーチカッコいい!追い出され部屋の皆に幸あれ。『占い師』麻衣子が最後に『値踏み』に気づいてからの立ち直り、微笑ましい。表題作はさすが!海彦の能力、みんなが手に入れられたらいいのに!潜水服着て遊びに出てくれるお父さん、素敵だわ。買ってくる嫁も。『パンダに乗って』好きだなぁ。赤いパンダが最後に思い出の場所を巡る。直樹さん、いつまでも大事にしてあげてね!

2021/01/11

kei302

とてもよかった。タケシ少年の霊、コーチの霊、自分の霊(ちがうけど)、予知能力ときて、ラストの『パンダに乗って』そ~かぁ~、そう来たかぁ~、うるっとなりながら、奥田英朗氏が投げる変化球の鮮やかさにやられました。コロナ在宅勤務パパ康彦:父子で昼食をとる〈メニューは毎日素麺だ。日本人の昼食は素麺と国会で決まりました、と教え込んだら、息子は簡単に信じてくれた〉。お腹がヒクヒクして しばらく止まらなかった。趣の異なる5つの短編。すべて良作。カバーを外すと現れる写真が意味深。80年代の曲 聞きたい。Sting!

2021/01/09

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