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スカイツリーの花嫁花婿

スカイツリーの花嫁花婿

スカイツリーの花嫁花婿

作家
青柳碧人
出版社
光文社
発売日
2021-05-25
ISBN
9784334914004
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スカイツリーの花嫁花婿 / 感想・レビュー

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starbro

青柳 碧人、3作目です。表題通り、スカイツリーを舞台にした連作短編ユーモア・ラブ・ミステリ、伊坂幸太郎のようなテイストですが、少し諄い感じでした。仕事とプライベートで何十回とスカイツリーの周辺には出没していますが、燈台下暗しで、まだ天望台には登ったことがありません(笑) https://www.bookbang.jp/review/article/684966

2021/08/14

みかん🍊

スカイツリーの見える町である少女に導かれるように別々の男女が繋がり影響し合っていく、万引き少女、壁とブロックに顔を挟まれた男性、不倫から自殺をしようとする女性、キャバ嬢、元塾講師、タクシードライバー、イケメン司会者、プロローグの花嫁花婿はいったい誰なのかありえない偶然が重なり合って1組の男女が結ばれる、面白かったです。

2021/09/13

おつぼねー

スカイツリーの思い出にまつわるドタバタラブコメディ。登場人物の関わりがやがて伏線回収となってストンと着地。男女の結び付きは不思議。「縁は異なもの味なもの」そんな言葉を思い浮かべた。

2021/07/31

さっこ

楽しい作品でした。プロローグは、スカイツリーが見える結婚式場での花嫁さんのひとコマ。そこから複数の男女の様々な恋愛模様などが描かれ、少しづつみんなが交差しながら終着に向かって進んでいく。ユーモアに溢れそれでいてホロっとさせられる場面もあったりで一気に読めました。冒頭の花嫁さんは誰なのかな?と考えながら読みましたが、やはり最後にいろいろとひっくり返してくれます。後半の答え合わせのような展開ですべてに納得で満足でした。

2021/07/08

まちゃ

登場人物たちそれぞれのエピソードが並行して進展し、終盤に向かって収斂していく群像劇。共通するのは東京スカイツリー。出だしは話の流れを掴むのに苦労しましたが、中盤からは伏線の回収を楽しめました。まずまず。池原翔一が来宮めぐみと相思相愛だと勘違いしたのは分からなくもない。スカイツリーの下で松下清美との新しい恋を成就させてもらいたい。運命の日に現れるダチョウ少女は何者だったんだろう。

2021/09/01

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