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作家
真梨幸子
出版社
光文社
発売日
2022-03-23
ISBN
9784334914561
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starbro

真梨 幸子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本作は、著者ならではの、時事ネタてんこ盛りの複雑なシェアハウス・イヤミステリでした。こんな家には、絶対住みたくありません(笑) https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334914561

2022/04/16

いつでも母さん

真梨さ~~ん、もう勘弁してくださいよ(泣)真梨さんだものこのタイトルだもの、ゾクゾクして翻弄されるに間違いないと読み始めて・・案の定、胸やけでお腹一杯な感じ。誰の言うことも信用できない。話の途中で押し切られて皆それでいいの?気持ち悪くないの?コロナ禍にあって持続化給付金詐欺に古くは学生運動とかいろいろ上手い。登場人物がそれぞれに誰かを貶める。(普通の人はいないのか)そして、最後に笑う者は誰?そう来たか!何がポエムにシルクだ。あぁ本作も再読は無理だけど、また新作が出たら読んじゃうんだろうなぁ。

2022/04/15

まちゃ

最近の真梨さんのイヤミスで一番しっくり来た作品かもしれません。怖いもの見たさの読書はやめられません。新宿A町の古民家シェアハウス「さくら館」。そこに入居した怪しい六人の女性たち。この家の過去にまつわる謎。二転三転する登場人物それぞれの人物評、そしてラストの黒幕の正体。あー、こわ。

2022/05/01

ノンケ女医長

「シェアする」は、なんとなく好意的な響き。分け合う・共有するという意味には、誰かと何らかの形で繋がっていないと不安でたまらない、という心理状況が込められていることもかなり多いと思うので、タイトルと作品内容を読んで、なるほどという感じ。男女が出会い、結実した命を無理矢理に堕とす医院にはきっと、負の感情が濃縮されていく。どんなに時間が経過しても、不運や生きづらさが連鎖していくことになるのだなと思った。幸福と希望に満ちたシェアハウスもきっと多数あるのだろうけどね。どうしたら、仲良く暮らすことができるんだろう。

2023/04/09

モルク

本来なら一等地であるはずの新宿区A町にある昔堕胎専門の産院のあったところ、建築密集地で再建築不可能物件。そこを相続した穂花。多少リフォームしさくら館としてシェアハウスにするが、集まったのはキラキラネームのなんか訳ありの連中。不動産やに騙され多額の借金を背負ったり、手作りマスクの販売、持続化給付金詐偽とコロナならではの話題も。そして床下から嬰児の死体も…。記者とかユーチューバーそしてキラキラネームが語る。いつものように頭がこんがらがって真梨ワールドに飲み込まれていった。さすがのイヤミスだった。

2022/05/20

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